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否定からは入りたくない

物事に対して、否定から入るというか、
とりあえずケチをつけるところから始める人がいる。

たとえば、このご時世なので価格改定のお知らせは多い。
値上げに対してひとこと言いたくなる気持ちはよくわかるけど、
とにかく延々と文句を垂れているのを聞くのは、気分がいいものではない。
そしてそういう人は、同じように値下げに対してもケチをつけてたりするのです。
売れ残り処分だとか、ろくな物がないだとか、買いもしないのに文句を言う。

新しい機能や仕組みができた時なんか、まぁ大変。
とにかく否定しまくる。
ややこしくてわからんわ、こんな機能いらんわ、云々。

何かが変わることや、新しいものに対しての拒否感がすごいのです。

否定から入るから、新しいものに馴染もうとしない。使ってみようとしない。良さを理解しようとしない。
結果、わからないことが増えてゆく。
特に最近は技術の進歩がとんでもなく速いし、世の中の動きも速い。
ついて来れない人は放って行くよと、さくっと切り捨てるような感じが増えてる気がする。
だから、否定し文句を言ってる人は、置いてけぼりになってしまう。


昔々、私が子供〜ローティーンだった頃って、
周りの大人たち、特に二十歳前後の若者は、
斜に構えるのがカッコいい、みたいな感覚だったように思う。
反抗したり、反対意見を言う方が賢いみたいな感じもあった。
彼らは、年寄りからは顔を顰められ、ませた子供や若者からは「かっこいい」と思われていた。

でも時代は変わった。

何も考えずに追従するのがよいとは思わないけれど、
やたらに否定から入り、ケチをつけてるような余裕は
今みたく移り変わりが激しい時代にはないんじゃないか。
文句言ってる暇があったら、情報集めて判断して、
うまく取り入れ、受け入れる方がいい。

なんてことを思った今週でした。

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