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女性らしい言葉に注目してみました

言葉について考えていたら、私の高校時代のことが頭に浮かんできました。

私は女子高だったのですが、体育の授業は「ごきげんよう」の挨拶から始まりました。

年配の女性の先生でしたが、体育館に成立して先生の挨拶にあわせて、みんなで『ごきげんよう』と声を合わせるのです。
「体育の授業なのに、なんと、おしとやかだこと」とビックリです。

なかなか素直に『ごきげんよう』と言うことは出来ず、10代の私達には意味が分かりませんでした。

けれど年を重ねてきた今なら、先生の気持ちがわかる気がします。

言葉はとても大事です。
言葉遣いでその人の印象が決まってしまうと言っても過言ではないと思います。

先生は強さの中に、女性らしさを身につけた大人になるようにと教えてくれていたのだと思います。
感謝です。

昔の日本映画の女優さん(例えば原節子さんなど)の使う言葉は、品がよく奥ゆかしさを感じます。

美しい言葉遣いは、回りの空気まで変え、心地よささえ感じます。

美しい言葉遣いとは

言葉の終わりには必ず「~です」「~ます」で締めくくります。

省略言葉、例えば「やはり」を「やっぱ」などと使ったりせず、尊敬語や謙譲語を使います。

始めに話した「ごきげんよう」なども使えたらいいですね。

最初は気恥ずかしく感じるかもしれませんが、言葉遣いを美しくすると、不思議なことに世界が変わると思います。

私もまだまだ使いこなせませんが、これからも美しい言葉遣いを心がけていきたいと思います。

めざせ、
しとやかで、毅然としていながら優雅な大人の女性です。

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