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役作りって何か、答えられますか?

役作りって、何をすることなんでしょう?

これは【演じるとは?】という問いの答えにも繋がります。

俳優の仕事は演技すること。

演技するというと、何かを表現しなきゃと思いすぎて余計な芝居、無駄な動きをする人が多いです。

俳優は表現者であることに間違いはないけど、アーティストとはちょいと違います。

あなたが台本をもらって、役が決まったとき、その人物になるために具体的に何をしていますか?この続きを読む前にちょっと考えてみてください。

めんどくさいですよね。

めんどくさいんです。俳優の仕事って。

考えるよりも早く答えがほしい、という人はたぶん演じることが好きでは無いんだと思うし、もしかしたら俳優は向いてないかもしれないです。

好きでもないことを仕事にするのはとても辛いことなのでおすすめしません。

ただ、好きじゃないとプロになれないのかというと、そうでもなかったりします。

演じることが特に好きではないけど俳優になりたいという人も、技術を身に付けないと結局プロにはなれないので、真剣に考えてみてはどうでしょうか?

さて、役作りについてです。

物事に対して、人によって捉え方が違いますよね?

例えばロシアのウクライナ侵攻に関しても、ロシアを徹底的に批難する人もいれば、さっさと白旗あげないゼレンスキーが悪いという人もいれば、どっちもどっちだし自分には関係ないという人もいます。

起こった物事や五感で感じたことに対して、その人物がどう受け止めて、どうリアクションするのか?

それを構築するのが役作りです。

ひとことで言うと〈価値観〉ですね。

価値観を構築して、その価値観の中で人物を表現する。

これが役作りであり、演じるということです。

だから単純に〈キャラ作り〉みたいなことでザックリ簡単に考えてしまうと薄っぺらいお芝居しかできません。

逆に価値観をしっかり構築していれば、

セリフの言い方だとか、どうリアクションしようだとかをあらかじめ決めておく必要がなくなります。

その場で起こったことに対してただ素直に反応するだけで、リアルな芝居になります。

準備をしっかりやればやるほど、役作りでしんどい思いをするほど現場で芝居するのは楽ちんなんです。
 

じゃあ、役作りにそんなに時間をかけることができない、オーディションのときはどうしたらいいんでしょう?

現場に出るための最短の方法はオーディションに合格すること。

オーディションで仕事を取る方法を纏めたバイブルを作成したので参考にしてみてください。

有料記事になりますが、無料部分だけでも十分参考になると思うのでぜひ
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