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声から役作りする演技法

役作りの仕方って、誰から学ぶかによって違うし
さらに、経験を積んでいくうちに

現場で学んだり、共演者の影響を受けたりと、

そうやって自分のやり方が確立されていくものです。

まああ色んなやり方があるわけなんですが、その一つとして

“声から役作りをする”という方法もあります。

私たちが、初対面の人と話すとき、あるいはレストランで隣の席で喋っているのを聞いたりした時、

声や喋り方でその人がどんな人なのか、想像したりしませんか?

優しそうだとか、わがままそうだとか、

電話で声だけ聞いて「この人絶対可愛いわ」とか「オタクっぽい」とか、勝手に思ったりしません?

それって、自分が今まで出会ってきた人の喋り方の統計で、

なんとなく「この喋り方の人はこんな人」みたいなのがあって、

勝手に想像している部分もあるんですが、

性格が人相に現れるように、声や喋り方にも現れます。

台本を読んで、その人物をどう演じるのかを考える時に

その人物の声を考えてみる。

私はそうではないんですが、役作りをするときに必ず「その人物がどんな声なのかということをまず最初に考える」という俳優もいます。

私としては役作りの順番として最初に声じゃなくて、キャラクターを十分深掘りして役作りがある程度できた時に、

じゃあこの人ってどんな声なの?喋り方なの?という順番が正しいのかなと思います。

まあ、私はそこまで意識的に考えたことはないんですけど。。

考えてみたら自然にやっていたりはします。

あなたの役作りの参考にしてみてください。

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