暮らしが風景を創っている〜1/21ブラタモリはいよいよ高千穂です!
いつかは絶対来てほしい!と願っていたことが明日1/21(土)起こります。
ブラタモリが「神々の里〜高千穂」をテーマに放送されるのです。
何が楽しみって、タモリさんの目線での紐解きだから。
単に古事記に出てくるからとか、
神楽が伝承されているからとか、
高千穂峡が綺麗だからとか。
という言うことだけじゃなく、おそらく違う観点からの紐解きだと思うのです。
予告ではいくつかトピックスがありますが、私が注目しているのは二つ。
一つはやはりあの地形です。
高千穂峡の美しい柱状節理は、度重なる阿蘇山の噴火によって形成されました。4回もの噴火によって火砕流が五ヶ瀬川に流れ下り、それが急激に冷やされたことで柱状節理ができました。その後五ヶ瀬川の侵食によって断崖となった渓谷なのです。
それをタモリさんがどう解釈するのか?
そしてもう一つは、「日本の棚田百選」にも選ばれた美しい棚田の姿です。
今でこそ百選に選ばれていますが、水稲栽培ができるようになったのは120年前のことだそうです。
先ほどお伝えした五ヶ瀬川が流れていますが、農地との高低差が大きく、河川から農地への水の供給はたやすいことではありませんでした。
当時は飲み水さえも馬で運んでいたのです。
それを克服したのが福嶋辰弥氏(1825年〜1910年)。
度重なる反対にあいながらも、氏は諦めることなく、熱心に村民の説得にあたり、何年もの月日をかけ「山腹用水路」の基盤を完成させたのです。
高千穂の取材をして深く感じたことがあります。
それは「水の存在」です。
当たり前ですが、人間は水がなければ生きていけません。
古来から水が豊富な場所に人が住み、集落が生まれ、文明や文化を築いてきました。
ここ高千穂は、水を大切にし水と共に暮らしてきました。
そしてそこに神話があるのです。
決して神話が先ではなく、暮らしがある中の「神話」なのです。
暮らしが風景を創っている
だからこそ、当たり前のように神さまと寄り添った生活があるのではないでしょうか。
お時間ある方はぜひご覧くださいね!
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