見出し画像

あなたは、嫌われる転職者になっていませんか?転職市場における企業と求職者の実態とは

この記事では40代、50代の方で未経験業種に挑戦したいと思っている方へ必ず気をつけてほしいことについて記載しています。新しい業界へ転職の機会がある可能性がある方もそうでない方も、知っておくことで転職生活の指針となる内容ですので是非ご一読ください。

■投稿者プロフィール

さらに詳しいプロフィールはこちらをご覧ください!

■キャリア相談はLINEでお気軽に

LINEでのご相談も可能です、こちらからお気軽にご登録ください

人材紹介サービスの真実と中高年の転職成功の秘訣

中高年専門の転職エージェント、アクティベイトの海老一宏です。
私たちが営んでいる人材紹介会社は、企業と求職者を結びつける重要な役割を担っています。

当社では企業との関係を重視し、他の紹介会社とは一線を画した密接なパートナーシップを築いています。もちろん初めてお付き合いする企業もありますが、何度かやり取りを重ねることで、次第に相手のニーズや期待を理解していきます。そういったパートナーシップが築かれていないと、企業と求職者の円滑な橋渡しが非常に難しくなるからです。

今回はそういった状況の中で時々見受けられる「嫌われる転職者」の存在に焦点を当ててお話ししていきたいと思います。


求人をしている企業側の実態

まずは企業側の実態からお話ししていきたいと思います。
転職を考えている方は驚かれるかもしれませんが、企業から提供される求人情報が必ずしも正確でないことがあります。ここでは、その理由を2つ紹介します。

1. 部門間のコミュニケーション不足

募集している部門と人事部門との意思疎通が十分でない場合、求人票の内容が実際の業務内容と異なることがあります。

2. 時間経過による変化

求人票が作成されてから時間が経つと、募集内容が変更されていることもあります。

当社では、こうした注意点を事前に求職者に説明していますが、中には非常に神経質な方もいらっしゃいます。人材紹介会社として、求職者にできる限りの対応をすることが当然の使命ですが、過度に神経質な態度は関係を悪化させる可能性があります。

嫌われる求職者の特徴

ではそれに対して嫌われる求職者とはどのような人物でしょうか?先述した二つの要因による情報の差異をすんなり受け入れられない人物です。

求人情報が正確でない場合があることも先に説明していたとしても「事前に聞いていた話と違う!」と不満を持たれる方はいらっしゃいます。
もちろん仕方がないことではあるかとは思いますが、私たちも全ての情報を把握しているわけではないため、対処が難しいことがあります。

このような場合、実際エージェントとしてはできる限りのことをさせていただいているのですが、それでも受け入れていただけない場合はやむを得ず求職者との距離を置かざるを得ないこともあります。
そして、どの人材紹介会社からも敬遠されてしまう求職者が実際に存在します。

転職は”求職者、転職エージェント、求人企業”の三者が協力して成功させるものです。全ての関係者に好かれる求職者は、エージェントも親身になり、転職成功に近づくことができます。

もちろん情報が違っていた時に感じる違和感や、不安を持ってはいけないという意味ではありません。それよりも「事前に聞いていた情報と違っている状況にも柔軟に対応できるかどうか」そのスキルが、組織の中で生きていくのに非常に重要となってきます。

不満を持って憤慨するよりも、情報の差異を理解した上で、柔軟な対応をすることで企業側にもエージェント側にも良い印象が与えられることは間違いありません。せっかくなら嫌われる求職者ではなく、好かれる求職者となり風向きをプラスに持っていきましょう!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?