●書評 勤倹と貨殖
●書評 勤倹と貨殖
一気に変化はしない。
徐々に変化がやってくる。
変化は一気にやってこない。
徐々に変化がやってくる。
豊臣秀吉がいた最初は草履取りからはじまって
天下一流の武将になった。
草履取りをして、兵隊になり、小部隊のリーダーになり。中、大部隊のリーダーになっていった。
草履取りで言えば、かばんもち位の一般人。
なにごともコツコツ上昇していくことがわかる。
人間だれしも最初は赤ん坊。
それから徐々に成長していく。
人間どうしてみ一気に成長しようとする。
しかし一気に成長してもひずみがくる。
宝くじで大当たりした人。
一気に会社が大きくなった人。
カジノで一気に増やそうとした人。
松下幸之助も最初は丁稚奉公だった。
小学校卒で学歴もない。体も不健康。お金もない。家柄もよくない。
それでもコツコツと会社を大きくして日本の代表レベルになった。
ナショナルの会社に繋げた。
サッカーの試合でも前半でチームが悪い状態なときに若い監督はいっきにフォーメーションを変更しようとする。
そして案の定上手くいかない。
ベテランはそうではなくて、徐々に変更させて、試合の流れをよんで戦う。
勝負哲学 Kindle版
我々も同様。
人生を変えようとして、一気に学校や仕事、人間関係、趣味、環境を放り投げて変えようとする。
それで成功する人もいるけれども、今いる環境をつくりながら少しずつ変化する。
試してみることをすることで成功も近づく。
投資にしてもしかり、コツコツと収入の2割を蓄財することで、
雪だるまのようにふくらんでくる。
私の財産告白 Kindle版
最初は小さいけれども雪だるまを転がす内に表面積が大きくなって、
たくさんの雪がひっつくことになる。
一定程度までいけばなにもしなくても資産が膨れ上がっていく。
勤倹と貨殖(現代語訳)
コツコツが遠回りのようで最初は長く感じるけれども、あるときから複利効果が働いて
大きくなっていく。
これは人生もしかりかもしれない。
大きな目標を定めて日々の小さい目標に落とし込んでいく。
小さい目標ならば確実にできる。
そしてその確実を継続すること。
学校、仕事、趣味でもしかり。
対人関係もしかり。
すべての問題は対人関係。
コツコツ関係をよくしていくことで自然と幸福度も向上していく。
以上です。
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