ワニはいかにして愛を語り合うか
ワニはいかにして愛を語り合うか (新潮文庫 た 49-1)
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カエルも鳥もなきごえがある。
この鳴き声で、メスを引き寄せることもある。
俺はかっこいい。
おれはつよい。
おれは優しい。
そんな声でメスは遺伝子がよいかどうか判断して、良いオスによっていく。
あるいは他のオスを敬遠して戦いにかつという行動をしているのかもしれない。
鳴き声で、生存競争を争うならばそれはいかにも平和的な解決方法ともいえる。
人間であれば戦争をする。
肉食ならばかみつき合って争う。
声であらそうのはいかにも、紳士的である。
人間も紳士的に争う、それはスポーツだ。
オリンピックで国対抗で競う。
ワールドカップもしかり。
拳銃をバットにして、弾丸をボールに変えて競いあう。
勝った方が名誉やメダルをもらうことになる。
男性は女性の前にたつと自分をよくみせたがる。見栄を張る。
音楽会でも女性の聴者が多いと男子の歌いては声量が大きく、高くなることもわかる。
お笑い芸人も女性の前では俄然テンションがあがる。
女は芸の肥やしともいわれている。
それは生存競争の遺伝子が関係している。
メスに認められないと子孫を残せない。
メスもよい遺伝子を品定めする。
その方法は、鳴き声や、体の大きさ、稼ぎ、左右対称の顔のイケメン、手足が長いか。
遺伝情報に異常があれば身体にその影響がでる。見た目しか判断できないときは、見た目で遺伝情報を判断するしかないということ。
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