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私の取扱説明書

お久しぶりです。
最近は、登山にハマっていたため、noteに投稿することができなかった・・・。
先日、妻に「noteはどうしたの???」と言われたため、
投稿することに。

さて、4月1日(金)から2022年度がスタート!
新年度といえば、人事異動である。
初対面の方がいるため、
聴覚障害のある私はその人とちゃんとやりとりができるのだろうか?と毎年心配する。逆の立場で考えると、聴覚障害者に初めて出会ったため、
どのようにコミュニケーションをとれば良いのだろうか?と
不安に感じていると思う。
聴者と聴覚障害者の相互の不安を取り除くために、
自分から聴覚障害や補聴器、コミュニケーション方法について記した
取扱説明書を関係する上司や同じ部署の人に配っている。

取扱説明書は、A4  1枚で2つ折りパンフレットとして、まとめている。
【内容】
タイトルー聴覚障害について
1.初めに
 これは私自身の聴覚障害について知ってほしいことをまとめました。ここに記載されていないことで気になることがあれば、ぜひ聞いてください。

2.補聴器について
 補聴器は、私の聴力レベルに合わせて小さい音を大きくしてくれたり、大きい音を抑得てくれたりしてくれます。

3.聴覚障害について
 私の聴力レベルは、右90dB・左105dBです。補聴器をつけると約50dBになるので、通常の会話は聞こえますが、一字一字がはっきりと聞き取れるわけではありません。

4.私からのお願い
 ①私は口元を見て、相手の話の内容を理解しています。そのため、マスクで口元が見  えないと、理解することはできません。お手数おかけしますが、マスクを外して話してください。手話を使っていただけると、スムーズにやりとりすることができます。
 ②会議では、音声認識アプリを活用したり、記録をとる人の隣に座り、議事録を見せていただきたいです。
 ③緊急連絡はSMSや電話リレーサービスを通じて連絡をお願いいたします。なお、電話はできません。
                   【筆者の都合により、一部変えています】

文字だけだと親しみが持ちにくく、固いイメージを持たれてしまう。
そのため、イラストを載せたり、プロフィール欄を設けたりするなど私自身のことについても知ってもらうための工夫をしている。
また、お菓子も合わせて、配付をしている。
「このお菓子はどこで買ったの?」
「どういうお店なの?」
「このお店はどこにあるの?」など会話のきっかけにもなる。
 ※決してゴマスリではありませんよ!

今後の私自身の課題としては、日常のかかわりの中で、
どれだけ同僚とやりとりができるかどうかである。
自分自身からどんどん話しかけていきたい。

聴覚障害のある私を周囲の人に理解してもらうためには、
自己発信していく必要がある。
その前提として、自分自身の障害と肯定的に向き合い、
自分はどんな配慮が必要なのか?
きこえない自分自身は職場で何ができるのか?など
障害認識を深めていくことが欠かせない。
障害認識については、後日投稿していきたいと思います!

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