きこえる友人が何人かいる。 ある友人は、きこえない私とやりとりをするときは、メモアプリを活用する。 自分の話したいことをメモアプリに打ち、私に見せる。 そして、私は声で友人に話をする。 私はろう者であり、友人は聴者である。 私は、きこえにくさによって、音声でやりとりをするのには時間がかかり、 相手の意図を理解するのにも一苦労である。 相手は、手話を知らないことから、話したいことをどのように伝えるのかが わからない。そのため、メモアプリで伝えるのに時間がかかり、 煩わしさを感
新年明けましておめでとうございます! 久しぶりに投稿しました!!! noteの初めての投稿で毎週1本書き続けると宣言したが、 3日坊主になってしまった。2ヶ月ぶりの投稿になる。 そのことを妻に話したら、「やっぱりね」とほくそ笑まれてしまった。 私は、silentの佐倉想と同じように聴覚障害がある。 とあるろう学校で働き始めて、5年目になる。 最近、文章を書くことにネックを感じている。 上司に文章添削をお願いすると、 大幅に文章が書き換えられていたり、 単語の間違いが訂正され
週末は旦那と山登りをしている。 今週末は、岩場で有名な某山に登る予定だったが 金曜日の夜、旦那が急に 「近場で、低い某山に変更しよう」と言い出した。 登山日、当日。 深夜2〜3時、左耳の激痛で夢から覚める。 左耳の痛みはよくあることだが、 (先月耳鼻科受診済み。異常なし) 今回の痛みはあまりにも堪え難いものだった。 そんなこんなで朝は寝坊。 予定よりも30分遅く出発。 玄関で、なぜか【今日はマスクが必要】と感じる。 (普段、登山中はマスクをしていない) でも、わざわざマ
第2回目の内容は、CL(Classifier)である。 ①CLとは? 例 細長いものを表す手話表現、厚みのあるものを表す手話表現など ②表現してみよう ・厚い本、薄い本 ・太い大根、細長い大根 ・コップ、ワイングラス、ジョッキ、おちょこ ・ワインボトル、日本酒の瓶 ・坂道を歩く、坂道を下る、千鳥足 ・大玉、ゴルフボール、卓球ボール、サッカーボール、スーパーボール ※細長いものは、目が細くなったり、口をすぼませたりする。 ※厚みのあるものは、ほおが膨らんだりす
きこえない私が、一番苦労したのが、「障害認識」である。 私が考える「障害認識」とは、自分自身の障害と向き合い、 それをどのように認識していくかを考えることである。 自分の障害に対して、肯定的に捉える人もいれば、否定的に捉える人もいる。 つまり、人によって「障害認識」は異なっていると私は考えている。 これは、生育歴や環境など様々な要因が絡み合っているためである。 自分自身の障害に対して、どのように向き合うのかがハッキリしたことで、 私は次のような効果があったと実感している。
妻は聴者である。 大学生のときから手話を教えてと言われたが、 個人的に面倒くさいために、これまで教えなかった。 最近は、仕事に慣れ、休日に時間的な余裕が出てきたため、結局は教えることにした。 妻は、覚えた手話単語のみでやりとりをすることができる。 家で活用しているのは、「眠い」「猫」など。 使用語彙は少ないため、それを増やすことからスタートである。 また、日本手話についても知らないため、それも合わせて教えることにした。 今日、教えた内容は次のとおりである。 ①日本手話と日
お久しぶりです。 最近は、登山にハマっていたため、noteに投稿することができなかった・・・。 先日、妻に「noteはどうしたの???」と言われたため、 投稿することに。 さて、4月1日(金)から2022年度がスタート! 新年度といえば、人事異動である。 初対面の方がいるため、 聴覚障害のある私はその人とちゃんとやりとりができるのだろうか?と毎年心配する。逆の立場で考えると、聴覚障害者に初めて出会ったため、 どのようにコミュニケーションをとれば良いのだろうか?と 不安に感じ
一週間に1回はnoteに投稿すると宣言したのにもかかわらず、 三日坊主で終わってしまいました・・・。 仕事の繁忙期に入ってしまったため、心身の余裕がなかったからね。 (心苦しい私の言い訳です) 妻に「noteは投稿しないの?」と聞かれたため、もう一度投稿することに。 以前、一対一とのコミュニケーション方法について述べたので、 今回は複数人とのコミュニケーションについて書いてみようと思う。 なお、ここでの複数人は、具体的には私含め3人〜7人の会議を想定するとする。 1.手話
あっという間に「アラサー」に入ってしまった。 あれだこれだと言っている間に、 どんどん無駄な時間が過ぎていってしまう。 これはまずいと思い、一念発起! 生活に対する満足度を上げるために、どうするかを考えたところ、、、 「死ぬまでやりたいことリスト」を書き出すことに! ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンが共演した 「最高の人生の見つけ方」のあるシーンがきっかけである。 「棺桶に入るまでにやっておきたいこと」を書き出し、 次々と成し遂げていく姿が今でも印象に残っている。
私は聴覚障害があるため、音声によるコミュニケーションは難しい。 前回は、聴覚障害とは何かを投稿したので、 今回は1対1のコミュニケーション場面を想定して書く。 私が主に活用しているコミュニケーション方法は、 主に①口話(こうわ)、②手話、③音声認識、④筆談である。 ①口話(こうわ) 口話は、相手の唇の動きを読み取り、その場の状況をもとに、会話の内容を推測することである。 あくまで推測しているため、確実なコミュニケーション方法ではない。 人によって、唇の動きが異なるため、読
私は感音性難聴であり、聴力は両耳90dB以上です。 補聴器を装用して、両耳50〜60dB程度です。 ※しばらく聴力検査を受けていないため、正確な数値は分かりません・・・ 上記の説明のみでは、わかりにくいと思うので、 聴者でもわかるように説明していきます。 目次 1.聴力について 2.感音性難聴について 3.まとめー私のきこえについて 1.聴力について dBは、簡単に言うと、音の強さである。 数字が大きければ大きいほど、強い音になる。 数字が小さければ小さいほど、弱い音に
皆様、初めまして。 ご覧いただき、ありがとうございます。 とある聴覚障害者の呟きです。 私の呟きが皆様のお役に立てればいいなと思っております。 1回目の投稿は、noteを始めようと思った背景・目的についてです。 ①私には聴覚障害があります。 そのため、日常生活や職業生活の中で聴覚障害を起因とした困難さが数多くあります。 その困難さを私はどのように捉え、どのように対応しているのかを情報発信していきます。 私のnoteを読んだ皆様が、聴覚障害者の生活の実際に対するイメージが深