広いコミュニティから狭いコミュニティへ


食わず嫌いほどもったいものはないと痛感した今朝でした。おはようございます。
#納豆は美味しい


さて今回はコミュニティが再び狭くなっているというテーマでお送りいたします

インターネットの普及によって誰とでも繋がれる時代となりました。
それはすなわちコミュニティの形成が世界単位でできるということでもあり、極端に言えば個人が国を作ることのできる時代になったということです。

「世界と繋がる」と聞くと鼻から良いことのように聞こえますが、注意すべきことも潜んでいます。
密度の問題です。

コロナウイルスの今、三密を避けようと叫ばれていますが、殊にコミュニティにいたっては三密を意識すべき存在です。
#だからといってクラブに行っちゃだめよ

本来、コミュニティ、平たくいえば「村」「町」は狭い空間におけるヒト同士の密な関係で成り立ってきました。
挨拶から始まり、親交を深め、助け合い、時に傷付けあう。気づけば3人、4人と「仲間」の存在が増えていきました。

しかし仲間が増えるにつれて問題が起こっていきました。「まとめられない」問題です。
2人の時は一致していた意見も5人が集まれば全員一致は困難です。
この問題の解決のために登場したのがリーダーと言われる存在です。
それは時に班長と呼ばれ、時に村長と呼ばれ、現代では総理、大統領と呼ばれています。

今まではこのリーダーによって、広いコミュニティ間で薄まっている密度を濃く保ってきたわけですが、個人が発信できるようになった時代の今、その密度は薄まらざるをえなくなってきました。

そこで、濃い密度を保った状態の狭いコミュニティが登場し、それはオンラインサロンと呼ばれています。

無作為に人が集まっている「広いコミュニティ」(バラバラの濃さの人々の集団)に比べて、似たような価値観の人々の集まりである「狭いコミュニティ」(似た濃さの人々の集団)であるオンラインサロンは今、飛ぶ鳥を落とす勢いです。

もしもオンラインサロン内のメンバーのみで「街」ができた暁には、現状ある国を超える存在となることは想像に難くありません。

個人で発信できる時代になったからこそ、コミュニティの焦点が広さから深さへと変化しつつあります。

要は、今のうちに同じ価値観の人同士で集まる機会を増やしておこうよ、という話でした。

本っっっっっっっっっとうにありがたい限りです。