ShareMoneyの時代へ

「外出自粛」という言葉そのものが独り歩きしすぎているような気がしている今昼です。こんにちは。
#今朝と今夜があるから今昼もあるだろ

さて、今回は「シェアマニーの時代へ」
というテーマでお送りさせていただきます

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独占から共有へ
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以前、「個」の時代から「街」の時代へ移り変わっているということを書かせていただきました。

その中で、今までは先行者利益、といいますか、最初に見つけたもん勝ちという風潮があり、食は食!乗り物は乗り物!のように、全てが分断されていたように感じます。

しかし今の社会はカーシェア、シェアハウスというように「共有」がテーマとなりつつあります。

運動会の種目で言うならば、かけっこの時代は終わりを迎えていて、今からはリレーの時代となってきそうです。

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共有されないもの
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そんなシェア時代の中、未だに全くシェアの動きを見せないものがあります。

お金です。

お金だけはほとんどシェアされません。時間を見える形にするツールとしてお金がとても大切であることは言うまでもありませんが、とても大切な故に「シェア」という概念がまったくもって存在していません。

10000円もらったのなら、貯金なり、好きなものを買ったりして、全てを自分で使おうとします。そこに「寄付」や「募金」という選択肢はありません。
しかしこの状況は何も不思議なことではなく、例えば1万円で全てがうまく行く社会に身を置いていれば仮に1万100円もらったとすると、その100円には寄付や募金という選択肢が生まれるでしょう。
要は今の世の中では、何か別な選択肢を生む余裕がないということです。

お金はいくらあっても困らない世の中だから、言い換えればお金を信用しきっている世の中だから、余裕が出てきません。

10万円給付されたところで、その使い道は家賃か食費か娯楽に当てられるでしょう。
#勿論今回の給付はその使い道が正解

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お金の共有は成り立つのか
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さて、そんな「共有」という概念が存在しないお金の世界に一石を投じた人がいます。

元zozo社長の前澤(別の会社の)社長です。
お年玉と称して総額10億円を配布する企画を行っていました。
ええもちろん、おそらくお年玉を受け取った以外の人たちで批判が殺到しました。
常に新しいことを求める経営者である前澤社長にはほぼノーダメージだと思いますが、一般人からするとギガグラビティレベルの野次馬です。
#唐突のパズドラ

このお年玉企画、以前もやっていましたがその時とは違い「社会実験」と主張しています。
受け取った人に、どういう風に100万円を使ったのかと、その使い道を報告する義務を設けています。
ある記事では「ベーシックインカムの有効性を検証」と少し難しい感じで書いてありますが、平たく言うと「お金を共有する概念が成り立ちそうか」の検証です。

いわば前澤社長はシェアマニーの時代の先駆けです。
#カタカナだとダサい

さすがと言わんばかりの対策で、先に「お年玉企画」と伝え、後になって「社会実験」と呼び名を変えました。
知らないものを否定する人間の本性に触れないように、「お年玉」というワードを使って参加者を少しでも増やそうという策でしょう
#多分考えすぎ

参加者はお金を貰える、企画者はデータが取れるというみんな大好きWin-Winの関係ですので結果的に上手くいき、今頃データが集まれってきていることでしょう。

前澤社長の次のアクションがもしShareMoneyに関することだったら、これからはお金を共有する時代ということです。

見たことないもの、知らないものを「なんか嫌だ」「詐欺じゃないの」と拒むのではなく、一旦飛び込んでみて詐欺だったら警察に訴えるなりすると道が開けてくると思います。

というわけで、今回はシェアマニーの時代へというテーマでお届けさせていただきました。

くれぐれも野次馬にだけはならないようにしてください。

ちなみに、前澤社長のことをとても良く言っているように聞こえますが、別に好きでもありません。以前zozotownのセール品を買ったのですが思ったよりも低品質だったことがきっかけでむしろ嫌いでした。
#それはお前のせいだろ
#自業自得
#zozotownは悪くない
#前澤社長も別に悪くない
#そういえば95 %オフとかできるなら元から安くしといて

本っっっっっっっっっとうにありがたい限りです。