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ホームスタジアム周り散歩:CB Smith Reserve

コロナ禍もおおむね落ち着いて試合スケジュールがころころ変わるようなこともなく、ヴィクトリー女子の試合は(選手の希望もありますし)概ねAAMI Parkかな?と思っていた2022/23シーズンでしたが始まってみれば何度も州内遠征でした。もう行くことはないだろうと思ってたEppingも行きましたしウェスタン・ユナイテッドのホームグラウンドCity Vista Reserveは週末の公共交通機関ではかなりのハードモード、シティのホームのCasey Fieldsも近そうに見えてそうでない。

それと比べると今回紹介するCB Smith Reserveは時間はちょっとかかるとはいえ大分行きやすいのでこのグラウンドを選んでくれたヴィクトリーのクラブの中の人にものすごく感謝しています。(とはいえそれでも試合前にイベントがあると参加は難しいですが)

さて、CB Smithはメルボルンの北、Fawknerというエリアにあるサッカーグラウンドです。

最寄りの駅はGowrie(Fawknerではないことに注意)。15分くらい歩いてたどり着けますし全体の移動が長くてもGowrie駅の隣のケンタッキーやクリスピー・クリームでお腹を満たすこともできます。
自宅からある程度遠くて、かつ住宅地にあるのでなかなか周りを散歩する感じではないのですが店が並ぶ通りを歩いて通り過ぎたりしてこの辺りの生活の雰囲気をちょっと楽しんだり。

ここはヴィクトリー女子にとってはあくまでも「借り物」のホームで、NPLの2部のいくつか、そしてその下のState Leagueのクラブも使ってます。本来サッカーは冬にやりたいのはもちろんですが、NPLがオフの夏期だからこそこれくらいのクオリティのグラウンドが借りれるという面もあると思うのでその点はありがたいです。

住宅地のど真ん中だけど周りにスペースがだいぶあるのでちゃんと試合の非日常の雰囲気あり

メルボルン周りの住宅地にあるグラウンドによくある1辺だけ座席があるタイプのグラウンドで、キャパシティは座れるのが500人、全体としては2000人・・・とWikipediaに書いてありますがどうやって数えてるんだろう。
座席と書きましたが座れるセクションは写真で見れる通り各列一続きのベンチタイプ。ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ戦ではDub Roundという女子サッカー応援イベント節だったのもあってかなりお客さん入ってて座れるセクションはまあまあゆるくほぼ満席でした。(あと欠場の選手が一般のお客さんに混じって座ってたりした)

視界を遮る障害物として柱はありませんが、座る場所によってはグラウンドの一部が見えにくいことも。
その一因が選手たちが入場するときのトンネル部分。伸縮式で選手やスタッフが通る時だけガチャコンとトンネルになる仕組みです。なのでトンネルの向こうに行きたい時は開いてる時まで待ちましょう。ただ入場する選手を間近で見れたりもできます。

ワンダラーズ戦は結構お客さん入ってました。画像中央ちょっと右に選手入場トンネルのフェンスも映ってます。

こういうグラウンドだとスタンドに座ってだけでなく周りのフェンスに貼り付いて間近でアクションを見る人も結構います。ワンダラーズ戦は涼しい日だったので後半は(ちょっとテレビに映るの可能性を気にしながら)ヴィクトリーが攻撃しているゴール近くで観戦しました。ワンダラーズのゴールキーパーがどんな指示をしてるのかはっきり聞こえたり、PKを間近で見たり、AAMI Parkもかなりピッチに近いスタジアムですがそれでもスタジアムではなかなか体験出来ない距離感です。

最後にこのグラウンドといえばAリーグ女子の歴史に残るこのゴールの舞台でもありました。

これからも(できれば暑くない時に)ちょこちょこAリーグで使ってドラマが生まれる場所になるといいな。もちろんNPLの方では願わずともたくさんドラマが起こってるかもしれませんしそれも少しでも今後楽しみにいきたいですが。