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そういえばちょっと前に新しくなったStarwardの蒸留所でウィスキーのテイスティングに行ったんだった、という話

マガジンにまとめてる3ジャンル(万年筆関係・サッカー関係・音楽関係)以外でもっと記事書きたいなあと思うとだいたいメルボルンの話になって、そうするとだいたいメルボルンで食べ飲みする話になって、そこからどっちかというと飲みの話になるのが常になっていますが今回も例外ではありません。特別大量に飲んでるとか頻繁に飲んだくれてるとかそういうわけではないですがやっぱりお酒が好きなので。

そういうこともあって以前オンラインで買ったStarward Distilleryのウィスキー(Unexpeatedでした)がなくなりそうになった時は新しくなった蒸留所に足を運んでテイスティングしたりオンラインショップにないウィスキーもないかチェックしつつ食べ物も頼んだりしたい、と思い立ってちょっくらPort Melbourneに行ってきました。
メルボルン中心街のかなり近くにある蒸留所ですが実際行くならSouthern Cross駅からバスに乗るのが楽なようです(235番Fisherman's Bend行き)。トラム(109番Port Melbourne行き)で行くともうちょっと歩く。

前回蒸留所の見学に行ってこの記事を書いた時(2020年)からStarward Distilleryは全く違う場所になっていました。自分で写真を撮らなかったので公式サイトでちょっと見れるところにリンクしますがエントランスを入ってすぐテーブルなどがある広いバースペースがあり、テイスティング用のエリアや購入できるウィスキーやグッズなどが棚に飾られています。

今回テイスティングの予定時間よりちょっと早く着いたのでカウンターでドリンクをいただくことに。

詳細は描き残してなかったけどTwo Foldを使ったシトラス系のウィスキーだったはず

Starwardではウィスキーを様々な飲み方で楽しむことを推奨しているのですがこのカクテルもその一例。Two foldは特に混ぜて使いやすいウィスキーみたいです。

テイスティングではStarwardのレギュラーラインアップだけでなく限定品、そして原料の大麦そのものも味見できます。

たくさん食べるようなものではないけど麦は香ばしくておつまみに出来そうな雰囲気はある

(今回は「tasting」のコースでしたが前と同様見学のコースもありますし、さらに食べ物と楽しむテイスティングやマスタークラスのコースもあります。各コースの違いについてはこちら。どの体験コースもその場でウィスキーのボトルを購入すると割引が付くようです)

テイスティングしたうちだとスコットランドウィスキーとのコラボであるLagavulinが一番好みだったのですがそれだと直近のUnexpeatedと似たようなスモーキーな系統になるのでテイスティング後に何か全く違うものをと店員さんにアドバイスをいただいて追加で味見しました。

Starwardの限定品のウィスキーは熟成させる樽で違いを色々出していて、その中でもジンジャービールの樽で熟成したGinger Beer Caskは不定期でシリーズが続いています。これとHoneycombは味が名前そのまんまでびっくりくらい。

Ginger Beer Cask #7。7番があるということはシリーズで他の番号もあるということです。

これまでのウィスキーは(いくら公式から色んな飲み方を推奨されても)ハイボールとかにするのは勿体ないなと感じたのですがGinger Beer Caskは気軽に割って飲める感があり、特に夏に飲みたくなる爽快感があって購入を決めました。
実際夏の間はジンとそう変わらないテンションで飲んでかなり早く減ってたり。ウィスキーはストレートやロックで飲むやつとこういうやつと2種類持っておきたいな、と思わせる一本です。

同時にこれでStarwardのレギュラーラインアップだけでなく限定品にも注目する楽しみができました。ちょっと変わった樽や製法を使ったりちょっと変わった味のウィスキーを楽しむなら限定品で色々冒険してみてるようなので蒸留所で味見して検討したいです。

あとこれは蒸留所でテイスティングできないパターンですがStarward公式メルマガ限定特典で1本もののウィスキーを購入できるWhisky Vaultというサービスがあるそうです(不定期で期間も限定)。ウィスキーのことやStarwardの各種ウィスキーについて知ってた方がこういうサービスは利用しやすそう。見て飲んで勉強していつか一本Vaultから購入したいです。

さて、テイスティング(+追加分)の後はカウンターでフードメニューから一皿注文してLagavulinを一緒にいただきました。季節毎に変わるメニューで食事より軽食寄りですがどれもStarwardのウィスキーやローカルの食材を使っています。

カリフラワーとハチミツとレーズンとその他色々(ベジタリアンメニュー)

公共交通機関で家に帰れるくらいの量を飲んでこの日は帰宅。
テイスティングの内容、店員さんのアドバイスや諸々サービス、そして料理も良かったのでまた次回ボトル購入するときは飲み(そして食べ)に行こうと思います。ただ楽しみではありますが手元のGinger Beer Caskはあまり早く飲みすぎないようにしなきゃ。