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ノート(紙の方)について雑感。
日常で手書きする機会を多く作って維持する試みの一つとして、そして自分の記録のためにサッカーで自分が応援している(または追っている)チームの試合の記録をノートに書いていたのですが、ある日ふと「これじゃないな」と思い立ち。
単純に試合の基本情報(スコアとか出場選手とか交代とか欠場とか)を記録するには応援するチームを毎週追うことには適しているけれど、もっと「ストーリーテリング」寄りの、もっと感情を交えた内容も記録していきたいなという思考に至りました。
その「サッカーノート改革」の内容についてはまだ模索中でそもそも別マガジン向けの内容になるのですが、万年筆関連のマガジン方面で自分でものすごく面白いなと思ったのがそう思い立った途端「横線のノートじゃ絶対この改革は無理」とすぐさま確信を持ったこと。
これまで何の問題もなく、疑問もなく使っていたいわばホームグラウンドを突然一新する必要が出てきたわけです。
ということでもちろんサッカーノートの内容をどうするかを熟考する傍らで「どんなノートをどんな用途で、どんな方法で使うのが良いか」を同じくらい真剣に考え始めました。
万年筆を使う前はもっぱら横線のノートを使っていましたし、それで今回みたいな拒絶に近い不便を感じた経験もありませんでした。でもやっぱり思ってみれば単純に横書きで文章を書く以外の用途となってくるとだいぶ早くに限界がくるのもうなずける。
ただ何かと段落をつけたがる癖もあるのでナカバヤシのロジカルノートみたいに方眼ではない形の縦のガイドがあると同じ横線ノートでも妙に落ち着くんですよね。線も薄いですし。
昔から一番悩むのがまっさらに無地のノートをどう使うか。カバーとか可愛かったりして買っちゃうんですが、絵を描くわけでもないし書く文字も小さいし(ズームニブである程度特訓はしていますが!)、あまりにも自由度が高いと逆に困るのは自分の性格的なものもあったり。(ある程度制限がないと動きにくい、ある程度制限があった方が自由にできるは他の趣味にも表れてますねー)
でもまあポケットサイズのノートだったら無地もなんとか使えてます。それくらいの面積ならさすがに戸惑わないし怯えない。1ページを1~2回使うくらいでズームニブでひとことふたこと、くらいの使い方でズームニブを使うこと、文字を大きく書く事、無地のページを使う事に慣れて上手くなりたい。
ブレットジャーナルが流行ったのに伴って(で合ってるかな)主流になったドットのノートは結構広く人気な印象があります。やっぱり方眼よりクリーンで自由度も高くて。自分もほどほど使いやすくてちょくちょく使ってますが一番しっくり来るのはトラベラーズノートブックの「保存版手書き清書用ノート」。方眼ノートで一度書いている内容でフォーマットが決まってる安心というのもありますが、ドットのクリーンさがものすごく向いていて見返して落ち着きがあります。
あと万年筆で色んな色、特に薄い色のインクを使うなら方眼よりドットの方がいいかな、という印象も。その場合ドットの色ももちょっと薄くて良くない?と思うケースもありそうですね。
それと比べるとやっぱり方眼って一見線がたくさんあってごちゃっとしているような、制限的な印象はあるのですが、自分にとっては一番フリーなフォーマットで使いやすいノートだったりします。空間認知に難があることもあってこれくらいガイドがないと難しいのかな(汗)だいたいの方眼ノートは(子供の頃グラフとか描くのに使ってたやつでも)邪魔にならない程度に薄くデザインされていますし、トラベラーズノートの方眼は自分にとってちょうどいい。ただレギュラーサイズじゃなくて小さいパスポートサイズを使うならまた印象も変わってくる可能性もあり(ページが小さいと方眼要らなくなるかも??)。
あと自分は使わないのですが最近よくある(私はサッカー関連でアスリートが使ってるのをたまに見る)目標設定・達成記録系統のジャーナリング用のノートも面白いですね。いかに書く量を少なくして書くこと続けることのハードルを低くするか、その中でクリエイティブもある程度促したい、そのための視覚的なプレゼンテーションをどうしているか(やっぱり自由度をある程度低くするのが一つの鍵ではありそうです)。サッカーノートに関して参考にできることもありそう。
そういうノートでいうとオーストラリアでよく見るMigoalsのジャーナル用ノートなんかは万年筆OKの表示があってそういう配慮がセールスポイントになるほど万年筆がポピュラーになっているんだなあ、とこないだ思いました。
あとそのジャンルでもう一つ言及したいのが元アデレード・ユナイテッドのキャプテンのStefan Mauk(現ファジアーノ岡山所属)がサイドビジネスとしてやってるThe Inner Game Journal。使うとか使わないとか関係なくノート好きとしてどんな内容なのかものすごく気になる。
あと他に紹介するところがなさそうなのでちょっと変則的なノートを紹介して終わりにしますね。
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青い色と中東風の幾何学模様が元々好きすぎてそれだけで迷わず買ったためそもそも使うことを想定して買ってないのですが、この幾何学模様or無地の二択のページのノートは個人的にどう扱えばいいかわからない。一応表紙には色塗り・落書きなどと書いてありますが。使わないにしても面白いので似たようなノートがあったらまた購入してしまいそう。