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評価される仕事のための50のヒント〜ひとりの生保アクチュアリーの体験から

今回この記事では、自分が仕事に向き合う際に意識的あるいは無意識裡にしていることや、こうあるべきというマインドセットをまとめました。
巷に溢れるアクチュアリーに関する情報は、就活や試験対策に偏りがちです。それを否定するつもりはありませんが、私は、これまであまりなかったアプローチで情報を配信することを意識しています。就活や資格試験など、アクチュアリー業務を語るうえで、ほんのごく一部に過ぎないからです。
さて、過去の成功(失敗)体験などから成功(失敗)要因を抽出する作業は、自身を内省する作業でもあります。具体例を赤裸々に書くことはできないので、いくつかの経験を思い浮かべながら、キーとなるファクターを抽出し、一般化・抽象化(メソッド化)しましたが、その過程はなかなかに時間を要しました。なぜそれに取り組もうと思ったのかと言うと、無意識にできているのなら、ある意味ですでに行動様式と化しており、あえて意識する必要はないのかもしれないですが、しかしその一方、過去を振り返り、それを言語化することで、今後の再現性や汎用性をさらに高める効果も期待できるかもしれないと思ったからです。ここまで深く自己分析することなど、こういった公開を意識しない限り、到底できるものではありません。
どこかの自己啓発本の類いで読んだことのあるような内容も含むかもしれませんが、全体的には、自分の経験に基づき、自分の色が出た、しっかりオリジナリティのある内容になっていると思います。一応、自分の社会人18年の経験で積み上げてきた、大切にしている価値観をふんだんに盛り込んだつもりです。
なお、以下の4つの記事にもコツは散りばめており、これらの記事で言及したこと(特にコミュニケーション等)は、一部重複はあるかもしれませんが、今回は極力触れないようにしたつもりですので、これらの記事も適宜ご参照ください。

[1] 自分のアクチュアリーとしてのキャリア備忘録
[2] 外資系生保アクチュアリーのコンピテンシーについて
[3] アクチュアリーに必要なコミュニケーションスキルについて
[4] ここまでのアクチュアリーとしてのキャリアについて(2021/1/2に書いて投稿せずに温めていたものです)

全体的に、偉そうな口調というか命令形ですが、自分自身への問いかけでもあるので、どうかご容赦ください。
ちなみに、個人的には、直接的な働き方の話ではない「おまけ」の部分が、実は結構お薦めです。
それでは、本編お楽しみくださいませ。

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