見出し画像

新プロジェクトスタート!兵庫県芦屋市の「自治会活動見える化実証実験」にactcoinが採択されました

 こんにちは!actcoinスタッフの黒木です。
本日の内容は「兵庫県の実証実験にactcoinが採択された」という重大ニュースのご紹介です!

 actcoinは、兵庫県による「ひょうごTECHイノベーションプロジェクト」に応募し、芦屋市の「若い人も参加しやすい自治会へアップデート!事務負担の軽減と活動の見える化実証実験!」という課題の実証実験パートナーとして採択されました。

芦屋市の課題とは?

 芦屋市は、住民による自治会活動に課題を抱えています。自治会役員等の高齢化により、新たな人材確保が必要です。しかし、2点の社会環境的障壁があります。
 1点目は、定年延長や定年後にも働く方が増えたことにより、自治会の担い手の確保が難しい点です。自治会の役員の方の多くは、定年後の方が多い中、次なる担い手がなかなか増えていない現状がありました。
 2点目は、核家族化・共働き世帯の増加により、子育て世代・若い世代が家庭と仕事に追われている点です。自治会活動そのものについて、情報を得て参加する方が減っている現状があります。
 また自治会活動に対する負担感も課題となっています。「頻繁に顔を合わせなければならないのではないか」「資料作成やイベントの運営などで時間がとられるのではないか」といった不安を感じている方が多いです。このような自治会の活動そのものの認知度の低さからくる不安感がバリアとなり、新たな人の関わりを阻害していることが想定されています。

actcoinの実証実験内容

 このような課題に対してactcoinの「ソーシャルアクションを見える化し、住民全体で取り組むインセンティブを作る」力によって解決を図ります。

 具体的には、自治会活動をイベントとしてactcoin上に掲載します。またSNS等でも発信することで、住民の方への周知を図ります。

actcoin上でのイベント掲載イメージ多種多様なイベントが掲載中
actcoin上でのイベント掲載イメージ
多種多様なイベントが掲載中

 また自治会活動専用の特設ページを作成し、情報を一覧化します。加えて「自治会活動参加でゴミ袋プレゼント」や「住民全体でコイン総数が達成すると寄付を実現する」など、自治会活動へのインセンティブを増やします。
(先行事例として北九州市×actcoinのKitaQZeroCarbon(下記リンク)があります。KitaQZeroCarbonでは総コイン10万コインで市内NPOへの寄付を実施中。)

 これらにより、実態が見えづらく参加しづらかった状態から、情報を手軽に知れて気楽に参加できる自治会活動の新しいモデルを開発していきます。

「ひょうごTECHイノベーションプロジェクト」とは?

 「ひょうごTECHイノベーションプロジェクト」は、兵庫県が主催するプロジェクトです。主に県内の起業家や事業者が持つテクノロジーによって、県内にある様々な社会課題・地域課題の課題解決を図っています。

 兵庫県が主導して、民間事業者と課題を抱える各市町職員の協働体制を構築し、地域課題解決に向けた解決手法を設計、新たなサービスの構築・実装を目指しています。

actcoinは、これからも様々な社会課題・地域課題の解決にチャレンジします!

 ここまで読んでくださりありがとうございました。actcoinは、分野・地域を限定せず様々な社会課題・地域課題の解決に貢献していきます。actcoinの他の取り組みは、本noteやHPをチェックしてみてくださいね!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?