社会問題を中学生に伝える!
皆さんこんにちは!actcoinインターン生のなかちゃんです!
11月2日にactcoinでは、中学2年生7名に対して講義を行いました。その時の様子をレポートします。
中学生を受け入れた背景
今回の中学生の受け入れは、株式会社ミューズ 教育事業部アイディアティプス様のご依頼がきっかけでした。株式会社ミューズ 教育事業部アイディアティプス様は、修学旅行や課外授業での企業訪問プログラムを提供する企業です。
実は昨年度にも中学生を受け入れており、今回が2回目の受け入れになりました。今回は、下根中学校様から7人の中学2年生にお越しいただきました。
中学生、将来の夢
今回の受け入れでは、弊社代表の薄井が講義を担当しました。
まず最初に薄井から自己紹介をした後に、緊張をほぐすためのアイスブレイクを行いました。以下のスライドのテーマについて3~4名のグループになって考えてもらいました。
グループで考えた後は、薄井が1つ目のグループの生徒に「どのようなことを仕事にしたいか」と質問しました。すると「学校の先生か漫画家になりたい」との答えでした。
理由も聞いてみると「今の担任の先生が非常に良い先生であるため、私も先生になりたい。また、私は絵を描くことが好きなので漫画家にもなりたい」という答えでした。
次に、2つ目のグループの男子生徒にも聞いてみると「高齢者の介護をしたい。本当はソフトテニスのプロになりたいけれど、プロ一本でやっていくのは厳しい。だからメインは親の知り合いがやっている介護をして副業でソフトテニスをやりたい」と答えてくれました。
好きなことを職業にしたいと答えた人や、現実的に考えて厳しいから別の職業を考えていると答えた人など、様々な答えを出してくれました。
actcoinについての講義:ナッジを利用した「新しい社会貢献の循環」
アイスブレイクで中学生たちの緊張も和らいだところで、改めて薄井がactcoinのサービス概要や事例を紹介しました。中学生たちにactcoinの大枠を理解いただけたようです。
続いて薄井から、actcoinの独自性について説明をするため、下記の二つの画像を見せました。
このナッジという考え方がactcoinにとって重要な概念です。薄井は、さらにナッジについて、詳しく説明しました。
この説明を受けて、中学生たちもナッジの考え方・actcoinの独自性が理解できたようです。
中学生の質問、そして悩み
講義が終わった後は、中学生からの質問に薄井が答えることに。最初の質問は「薄井さんは、なぜactcoinという活動を始められたんですか?」という内容でした。それに対して薄井は以下のようにお答えしました。
この回答を聞いて、質問した中学生は「どんなことがきっかけで職業が決まるのか分からない。自分たちもこれからなんだ」と思っている様子でした。
2つ目の質問は「中学校時代には何をしておいた方がいいのか?」というものでした。
それに対して薄井は自身の経験を踏まえ、こう答えました。
この回答を聞いた中学生は、とても納得している様子でした。
講義を通して
今回の講義を通じて、中学生たちに対しactcoinの活動や意義を伝えることができました。筆者である私自身が中学生だったころは、企業に訪問する機会はほとんどありませんでした。またSDGsや社会貢献について勉強する機会も少なかったです。
今回のような中学生の訪問受入れが広がることで、社会課題に興味を持つ人が増えて、実際に社会課題が解決されていくと思います。actcoinの活動から、様々な人たちがアクションを起こしていき持続可能な社会を形成していって欲しいと思います。
actcoinは、社会貢献に取り組む人々の活動(ソーシャルアクション)を可視化・価値化するサービスです。
日々できるちょっとしたソーシャルグッドなアクションや、ボランティア活動への参加・寄付などに対して、actcoin独自のコインが付与されます。このコイン付与を通じて社会貢献活動を「見える化」し、多くの人々の行動を変えていきます。
今回のイベントを含め、actcoinアプリではたくさんのイベント情報が掲載されています!興味を持った方は、ぜひ登録してみてくださいね!