オリジナルデイリーアクションの設定まで #1|NPO法人コモンビート様 〜多様な価値観が認め合える社会の実現を目指して〜
皆さま、こんにちは!
actcoinでは、「各団体のカルチャーのプロモーション」「コミュニティ内の意識・行動変容の促進」を目的に、企業やNPOが独自のデイリーアクションを設定できるサービスが用意されています。
デイリーアクションについてはこちら↓
今回は、先日新たにデイリーアクションを公開した【NPO法人コモンビート】さんにお話を伺いました!
左:NPO法人コモンビート 理事長 安達亮さん
就職活動に違和感を抱き、2004年の大学卒業後すぐに世界一周の旅に出る。旅の途中で出会ったコモンビートの活動に共感し、NPOに就職。2005年から事務局長、2014年から理事長に就任。人と組織の運営に手腕を発揮している。
右:NPO法人コモンビート 管理部長 前嶋葵さん
2002年に地球一周の船旅に参加し団体の設立メンバーと出会う。ミュージカルキャストやボランタリースタッフとして運営に関わり続け、2011年より有給職員、2018年に管理部長に就任。バックオフィス全般を担当。
団体の活動紹介
NPO法人コモンビートは、表現活動によるダイバーシティ&インクルージョンの推進を通して、多様な価値観を認め合える社会を実現し、地球とひとりひとりのより良い状態(ウェルビーイング)を目指して活動するNPO法人です。
「普及・啓発」「育成・学育」「研究・調査」を事業の3本柱に置き、さまざまなダイバーシティ&インクルージョン(D&I)推進の取り組みを進めています。
デイリーアクション設定の背景
社会にさらなるインパクトを出すため、2021年にコモビジョンという新たな指針を策定しました。その際、コモンビートのプログラム参加後のソーシャルアクションを知るツールが必要になること、また、今既に取り組んでいる「ダイバーシティ&インクルージョン」を学べるプログラムで参加者のアウトプットにも繋げられればと思い、掲載を決めました。
actcoinのデイリーアクションでは、「D&I」を意識した回数を記録・定量的に可視化することができます。行動の意識づけを入口に、actcoinを通じて人と人、アクションとアクションの掛け算が容易になり、さらにソーシャルインパクトが創出されていくことも期待しています。
設定されたデイリーアクションのご紹介
コモンビートのデイリーアクションのテーマは「ダイバーシティ&インクルージョンの身だしなみを整える」。これは、この社会を生きる誰しもにとって必要なことだと考えています。
【アクションの一例】
「ふつうは」「常識的に」という言葉を使いそうになって留まった
D&Iに関連しそうなニュース記事を読んだ
違う意見に対して、「それはなぜ」と背景を聞いた
まずは知識としてD&Iがどんなことか学ぶこと。学ぶだけでは終わらず、身近なコミュニケーションにおける発言や行動から具体的に変えていくこと。そうしたひとりひとりのアップデートやアクションの積み重ねで、私たちが目指す「多様な価値観を認め合える社会」の実現に近づけると思います。
デイリーアクションで可視化したその先に・・
コモンビートのがっつりバディ(会員)やプログラムの経験者、理念に共感して応援してくださるみなさんと共に、actcoinでコインを貯めるキャンペーンを行い、何かの目標を達成する企画を実施したいと考えています。
2023年8月に第57期東京公演を開催する予定となっています。この公演から「Musicla For All ーあらゆるひとに参加と鑑賞の機会をー」というプロジェクトを並走させようと準備しており、あらゆるひとに鑑賞してもらえるように少しずつアクセシビリティ整備を行っていく予定です。
そこにactcoinでのキャンペーンを組み合わせて、多くの人のアクションをコインに変え、目標を達成できれば、招待枠を設けることができるようになる仕組みができたらいいなと構想しています。
actcoinが自治体と取り組んでいる寄付キャンペーンのように、コモンビートのデイリーアクションを設定している人の獲得コイン数の総和に応じて、より多様性の輪が大きくなるような取り組みをしていきたいです。
編集後記
安達さん、前嶋さん、お話を聞かせていただきありがとうございました!
団体が大切にしている価値観の背景、また可視化のその先にある「価値化」の構想などお聴きすることができ、私たちもよりお力添えができるよう尽力していこうと改めて感じました。
actcoinでは、よりソーシャルアクションの輪を拡げていくために、社会貢献活動に取り組む組織の活動も応援しています!コモンビートさんのように、様々なNPOが大切にしている価値観を知ることで共感者・応援者、そしてアクションの増加につなげられるよう、私たちも引き続き尽力して参ります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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