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第11回KANPAI for GOOD開催レポート!

actcoin運営スタッフ&スナックママの しょうこです!
4月24日水曜の夜、銀座8丁目のsnack life is roseで第11回目のKANPAI for GOODが開催されました。


KANPAI for GOODとは?

毎月1回、snack life is roseで行っているイベントです。社会課題に取り組むゲストを囲んで、活動を始めたきっかけなど、その人のストーリーや取り組みについてお酒を飲みながらしょうこママがお客さんと一緒に根掘り葉掘り聞いちゃいます。
楽しく飲んだ売り上げの一部はゲスト団体へご寄付をさせていただき、活動の応援に繋がります。

今回のトークテーマは「教育」

《 教育の“ほぼ”最前線に迫る 》
ゲストはポッドキャスト「ほぼ教育最前線 あなたにかわって、私が聞きます。」のパーソナリティつぼけんこと坪谷健太郎さんです。

皆さんは、「教育」と聞くとどんなことが頭に浮かびますか?

全国に今までにない個性的な自由な学校が増えてきているのも目にしますが、その一方で公立学校では校則が昔から変わっていない。むしろ厳しくなっている?というのを感じたり、学校教育全体で足並み揃えて進化しているかというと、かなり差があるようにも感じます。
幼稚園ではこうだよね。小学校からガラッと変わってしまう。など、参加者の皆さんのエピソードから幅広く話が展開していきました。

自己紹介タイム

ゲストのつぼけんさんから、「皆さんが教育に関して考えていることを知りたい。皆さんがどう感じているかを知りたい。」というリクエストのもと、参加者の自己紹介がてら「教育に関して考えていること」を話してもらいました。

関心あることとして挙がった意見は・・

  • 特に公立の小中学校の教育はあまりアップデートがされていない。

  • 教員の労働問題が深刻だから、何か新しいことを取り入れたくても多忙がゆえに推進をすることができないのでは?

  • 学校のやり方に課題を感じた時、保護者はどんなサポートができるんだろう…?

といったものがありました。
どの意見にも参加された方同士が共感しあう姿が印象的でした。

嬉しい出会いも♪

参加者の一人は、つぼけんさんのツイッターを見て参加してくれたそうです。(今回は、初参加者が2名も!)この参加者の方は、ハッシャダイソーシャル」というNPOで活動されています。「先生を集めてエンパワメントするスナック企画を全国でやりたい」とお話しされていました。

今回のスナックを機に輪が広がることが期待でき、わたしも嬉しくなしました!

つぼけんさんの活動紹介

https://open.spotify.com/show/7rmMARSc9JJptrfsHVOXL2

ポッドキャストを始めたきっかけは?

つぼけんさんがポッドキャストを始めたきっかけについて、話してもらいました。それは、自身のお子さんが小学校に通う中で、学校で起きること、先生が言っていることの違和感を感じたことがきっかけだそうです。
「どうなっているんだ、日本の学校は?」という心配が湧き、もっと学校を知ろうと考えました。そこで当時公立小学校の先生だった”大ちゃん”と一緒にポッドキャスト「ほぼ教育最前線 あなたにかわって、私が聞きます。」(以降、ほぼ教)を始めたそうです。

「ほぼ教」を始めてから・・・

これまでほぼ教でいろんなゲストをお呼びしたなかで、実際に教員をしている方のお話を聞くことができ、気が付いたことがあるそうです。
それは、全国各地に既存の教育方針に新しい風を吹かせようといろいろなチャレンジをしている人、古い体質を変えようとしている人が、自分が思っていたよりも多いということ。そこに希望を感じたとおっしゃっていました。

公立の小中学校は全国3万校以上あり、果てしなさを感じること、そしてまだ残っている課題は確かにありますが、大人も子供もより楽しく学べる学校づくりのために行動する人たちがいて、確実にその波が全国に広がっていると感じているそうです。

しょうこママから質問!

何かをやめたり何かを始めたり、今までと違うことをする時、先生だけが頑張るのはとても大変なはず。保護者も子どもの教育に関わる一員として、協力し合えると良いと考えています。意見を言うことでモンスターペアレンツだと思われてしまうと良い形にはならないし・・・具体的にどのようなことができるといいのか?皆さんにも投げかけてみました。

保護者のかかわりは、もっと可能性があるのではないか?という声が皆さんからも上がりました。例えばPTAや懇談会については、参加するのは「お母さんばっかり」という現状があります。

これは育児というケア労働が女性の役割とされている。という問題に焦点が当たりがちですが、それだけではなく、逆に男性が貴重な我が子の成長に関わる機会を逃しているとも捉えられるのでは?という意見もありました。
お父さんも参加することで得意なことを活かして学校との今までにないコミュニュケーションや保護者の関わり方が広がったりするかもしれません。

幼稚園や保育園ではお父さんたちが得意なことを活かして関わっているという実際の話も聞くことができました。先生たちと協力して卒園式で全ての園児にオリジナルソングを作って、お父さんとお母さんが合唱してくれた。など、笑撃の素敵なエピソードもありました 笑

つぼけんさんのこれからの活動について

つぼけんさんは、映像を専門としていますが、今写真を学びなおしているそうです。現場で活躍する先生たちのポートレートを撮影し、インタビューを実施し、冊子やジンを作りたいという構想をお話ししてくれました。

「ここまでの活動を通じて、全国に頑張っている先生がいることが分かりました。それでも一人一人の先生だけでは、学校の中で浮いてしまう。「一緒にやりましょう」という先生と出会うのも難しいという声を耳にしたのです。
自分がこのような発信をすることで、同じ思いを持っているけどなかなか動けない人の背中を押せるのではないかと考えます。」

最後に

今回のテーマである「教育」は、どんな人にとっても切っても切り離せないテーマであり、話はどこまでも広がり、とても活発な意見交換が行われました!

ゲストのつぼけんさんが行っているポッドキャスト【ほぼ教育最前線 あなたにかわって、私が聞きます。】ぜひ皆さんも聞いてみてくださいね!

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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