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全員が胸を張れる会社づくりをおこなうことの大切さ

こんにちは。アクトビ藤原です。
今回は、会社作りにおいて(今は)大切にしている "全員が胸を張れる会社づくりをおこなうこと" について書きたいと思います。

私は、アクトビを創業するまでに4社の会社で会社員を経験してきました。そのどの会社も、「ここに勤めています!」と恥ずかしくない会社ではありました。だけど、事業内容やポリシーまで把握したうえでそう言えていたかというと違うなと思っていました。
単純に私がまだ若かったこともあって、事業内容や理念をしっかりと理解できていなかったことが原因なのですが。

働いていると、まわりの友人から自社の愚痴を聞くことも多くあって。私はそれが大嫌いでした。。単純に、じゃあ自分で経営すればって思ってしまう性格というもあるのですが、自社の愚痴って客観的に見て恥ずかしいなと純粋に思っていました。だって、自分が選んで入った会社です。ださいなって思ってました。

だから、自分がアクトビを創業するときには、必ず全員が胸を張れる会社づくりをおこないたいと決めていました。

創業〜2年。ゆってられない。

自分にとって胸を張れる会社ってなんなんだろうと考えたときに、事業内容が正しいことをしている。お金よりもポリシー。のようなことが浮かんでいました。でも創業して気付いたのはタイトルのとおりです。
誰も知らない創業したての会社で、ポリシーだけを掲げていたら売上なんてあがりません。くるものはなんでも受けないと売上作れないんです。
このときは毎日「くそ!」って思いながら笑顔でどんな案件でも受けてました!
ただ一つだけ、自分の魂までは染めないと決めていました。
どれだけ理不尽でも、自分はこう思うという発言はきちんとしていたし、社内にも本来はこうあるべきだけど今は自社の立ち上げのほうが優先度が高い。と話すことで、実態としてはゆってることとやってることが違う状況であるにも関わらず、違うという状況をきちんと理解することで乗り越えてきました。

ストーリーにも書いてます。"ブレない"ww


3年目以降。 ポリシーを強みに変える。

そんなこんなで "必死に" 経営を続けていて、徐々に実績もついてきたときに思い切って経営方針を切り替えました。
大きくは下記

  • なぜ作っているのかが我々まで降りてこない下請けの案件は基本的に受けず、プライムに絞る

  • ソフトウェアだけでなく、ソフトウェアを軸に顧客のビジネスに介入する

  • 自分たちが正しいと思わない提案はしない

  • 自分たちが正しいと思わない案件は請けない

今振り返っても、思い切った方針転換だったと思います。
だけど、このままゆってることとやってることが違う会社作りをしていくのは嫌で仕方なかった。
他にも外部要因はたくさんあって、後押しの要素も多かったのは事実です。
だけど、まずは、社長である自分自身が胸を張れる会社にすることを最優先に実行に移しました。

5年目以降。価値に変わる。

創業からの想いを真正面から向き合い実行していったことで、今はその考えや思想がアクトビの価値そのものになりました。

  • 目先のつくる"もの"ではなく、つくる"目的"にフォーカスを当てる

  • ソフトウェアを作る会社ではなく、つくるソフトウェアを使って課題を解決する

  • デジタル領域の専門家として、間違っているものは間違っているという。そのうえで、最適となりうる選択肢を提示する。

以前、別のセミナーでもお話したのですが、ソフトウェア開発会社というのは、つくるものを定義し、つくって納品することでその会社の売上になります。この構造を疑うべきであると考えています。
成果が上がるかどうか、正しく作られているのか。ここをきちんと見るべきだと考えています。
医者でいうと、症状を決め、手術をすることで報酬になる。患者の治療になっているかは二の次で良いんでしょうか。
僕たちは、ソフトウェアをつくることができます。デザインを起こすことができます。デジタルを使うことができます。
それらを活かし、顧客に成果が出てはじめて喜ぶべきだという強い想いをもっています。

これからは、面を広げることで"わからない"領域をなくす

会社組織のあり方の考え方は人ぞれぞれです。
餅は餅屋で良いとも思っています。
ただ、我々はデジタル領域の専門家集団であり、それを使うことで顧客の課題を解決するコンサルティング集団でありたいと思っています。
そのためには、業界の専門知識の領域を広げる、グローバルな視点を持つことがこの先必要不可欠だと考えています。
そして、提供できる価値を上げ、増やすことで更にメンバーが胸を張れる組織になっていくと信じています。

頑張る!!!!!!!!!!

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