BPLS3 SDVX ファイナル現地レポ番外編 板挟みで心が壊れるオタク

こんにちは!noteでは本当にご無沙汰してます、すみません…月陽(つきひ)です。

早速本題へ入らせていただきますね。
ちなみにタイトルがアレですが内容は決して皆さんの想像より重くないので安心してください。

去る2024年3月20日(水・祝)、BEMANI PRO LEAGUE SEASON 3(以下、BPLS3) SOUND VOLTEX(以下、ボルテ)セミファイナルとファイナルの試合が、有観客にて船橋アリーナで行われました。

わたしもそこへ現地観戦へ行きましたので、ちょっとしたレポートを…と思ったのですが、そこで起きたある出来事の衝撃が大きすぎて、前後に起こったことのディテールをあまり覚えていないという事態になりました…(本当にすみません)。

ということで、敢えて全体の振り返りは後回しにして、該当の部分を番外編として先に綴らせていただきたいと思い、今回このような記事を書きました(本編もあまり時間を置かずにまた後で書こうと思います)。

なお、ここまででわかる通り、この記事にはBPLS3ボルテセミファイナル・ファイナル、およびボルテのアップデート予定に関する重大なネタバレを含みますので、現地に行けなかった、かつ配信やそのアーカイブを見ていないという方は、下記からBPL公式チャンネルによるYouTubeの本配信をご覧ください。

また、文中で選手に対する敬称が「選手」だったり「先生」だったりと定まっていませんが、いつものことなのでご了承いただけると有難いです。

それでもいいという方は、ちょっと長くなりそうですが、どうかお付き合いください。

(4/4追記:今になって致命的な誤植を見つけたので修正しました…)
(4/5追記:ジャケット出たので画像を差し替えました)
(4/22追記:セミファイナルのYouTube本配信を埋め込みました)

事件発生直前までの話

それが起こったのは、セミファイナル第1試合(SILK HAT[以下、シルク] vs APINA VRAMeS[以下、アピナ])のことです。

今回もとあるアピナファン(同志)のフォロワーさんと席が近く、更に本来挟んでいた二人組の方々に席を譲っていただいたので、隣同士で楽しく観戦していました(その節は本当にありがとうございました)。

試合は全くの膠着状態
どちらのチームも持ち前の団結力と精度で取られたら取り返す、挙句中堅戦のSTR(すとら)選手 vs YU11(ゆーいち)選手のメガミックスバトルありえないスコアの連続の果てにドローという有様でした(S2から見ていたファンとしては、アピナがセミの舞台でここまで激しく戦ってくれたのは本当に嬉しかったですが、見ててものすごくもどかしくてハラハラしました)。

(中堅戦に触れたついでの余談ですが、ゆーいち先生が、わたしの大好きなPulsar[MXM18]を選曲してくださったことが嬉しすぎて、ここで一度悶えていました。投げてくださり、そしてEXCEED GEARで通してくださりありがとうございました)

副将戦のタッグバトルも互いに制し合い、シルク側が1点リード(先鋒戦のメガミックス分)で大将戦を迎えました。
大将戦は初見含め3本勝負で1曲につき2点入るため、2曲取った方が勝ちになります(ちなみにお察しの通りドローを挟んでここでの獲得点数が同点になるとシルクが勝ち進みます)。

中堅戦でも活躍を見せたシルクのDAIKI.(だいき)選手を迎え撃つは、レギュラーステージの大将戦で一度はだいき先生に敗北を喫し、リベンジに燃えるKND*48TE(よばて)選手わたしの最推しです

この場では、どちらを応援していた方も「これはいける!」と思っていたことでしょう。わたしもそう思っていました。どちらにも、ファイナルへの片道切符を手にする権利がまだ残っていたのですから。

そして、その時が訪れる

さて迎えた大将戦、レベルは19でテーマは「NOTES」。

副将戦でストラテジーを使ったシルクに対し、アピナはまだストラテジーカードを持っていました(S2を見ていたけれど今シーズンをあまり追っていない方にはピンとこないかもしれないので、一応補足すると、今回からボルテにもストラテジーカードが導入されました。セミファイナル、ファイナルでは1試合に各チーム1枚所持しますが、メガミックスでは使えません)。
案の定アピナ側がストラテジー発動。入れ替わった曲を見て2人とも苦い顔をしていたのを覚えています…(変更前と後の曲はサイトで確認できますので、割愛します)。

ストラテジーは刺さり、よばて先生が貴重な2点を獲得しますが、だいき先生も負けじと他選を喰いました。
これで残るは初見曲のみ、この1曲で全てが決まってしまうことになりました。

さて、この初見曲ですが、昨年10月に開催されたBPLS3開催記念楽曲コンテストで優秀賞を獲得したものになります。
今回もレギュラーステージでお披露目された入賞作品に名だたるメンバーが軒を連ねていたため、誰が来るか全く予測できない状態でした。
そして、それは付帯するジャケットも一緒です。ボルテに登場するキャラクターが描かれる場合、彼または彼女がメジャーだろうがマイナーだろうが関係なく均等に採用されているイメージが個人的にはあり(今シーズン登場した「花火のおもちゃ箱」に、一鬼(いつき)アカネちゃんという鬼の面をつけた女の子がメインで描かれていた時はすごくビックリしました。実は結構好きなので嬉しかったです)、誰しも「推しが来る…!」と平等に期待を寄せている勝手に思っていました。

ありがとうございます(有志の方による高画質画像をお借りしてます)

話を戻しますが、そんなこんなで初見曲のお披露目です。
(以下、流石に実物のアニメーションを貼るわけにいかないし動画を持っていないので、それっぽく効果音と共に書いていきます)

「BEMANI PRO LEAGUE -SEASON 3- 開催記念 楽曲コンテスト」デンッ
ピピピ(演出で画面が切り替わる)
「優秀賞作品」デンッ
ズババババ(インクのアニメーション)

(ジャケットの一部分がズーム状態で流れた後)

デーン
楽曲名「Xeno Gravity
作曲者名「xi

それと共に出てきたジャケット↓

Lisu様(https://x.com/ln_xlc_ls/status/1775902484177031567)より引用。ありがとうございます…

は??????????????????

いやこれ…ベラさんやろがい。
わたしの。大好きな。ベラさん。

公式キャラクターページのスクショ
(「某高名なスペース音楽家」とはpop’n musicのノーヴァさんのことです。比べるとすごく似てる)

で?今から?これを?わたしの最推し(よばて先生)が?
やるの?初見で?この絶対に落とせない状況で???

それらを一瞬で理解したわたしは、

文字通り号泣していました。

「どうして?」って思っちゃうよな

まあ、ただベラさんが出てきただけなら、このギリギリの状況じゃなかったら、こんなことにはなっていなかったと思います。
ただ悶えてただけだと思います(先の中堅戦に関する余談通り)。

また、それぞれのチームが決めたオーダーには、一ファンの立場からは口出しできませんしする余地もありません。増してや、ここまでの試合内容も、素人目からも言うまでもなく素晴らしいものでした。

でも状況は互いにギリギリなんです。そして壇上にいるのは因縁の二人、片方はわたしが大いに尊敬する存在です。
推しに狂う気持ちよりも「何でこの状況でこんなに苦しいジャケットと出会わないといけなかったの?」というモヤっとした気持ちの方が勝ってしまいました。

ベラさんをありがとう、と、絶対に落としてほしくない、の板挟み。

気がついたら、顔を手で覆い、声を上げて泣いていました。
首を横に振って「やだやだ…」とか言ってたので一瞬幼児退行したんだと思います

そんな状況のわたしに気づいたフォロワーが、わたしの推しがジャケットに出たことに対して「おめでとう」と言ってくれました。

でもごめん。ワイ今おめでとうどころじゃねぇんだわ。どっちかと言うと若干辛ぇわ。

(追記:この「おめでとう」別に言われてなかった可能性が浮上しておりますが、まあ現状はそういうことにしておきます…)

ベラさん、19初担当おめでとう。あとイラスト担当のまゆずみ先生、本当にありがとうございます(そういえば、EXCEED GEARで入ったベラさん曲は全部この方が描いてますね??)。
でもちょっとこれに関しては運営諸共許す気ないわ。

運命の瞬間

そういうわけで、こちらとしてはファンの中でも誰よりも(という自信があります)ただならぬ心持ちで最終課題曲を聴かなくてはいけなくなりました。
無論「お願い、お願いだから勝って…!!」と祈りながらではありましたが、ここでやっとBPMを見ると…

286!?

おい。アンタやってんな。
まあxiさんだし仕方ないか(好き)。

グラフもNOTESとPEAKに振り切れていた気が(その辺よく覚えてないので間違ってたらすみません…)。
明らか怖いわ。てかベラさん見事にNOTESかPEAKしか担当しないんだな、そう考えると(レギュラーステージの課題曲でタッグ・シングルバトルに入っていた曲のテーマ分類は必ずこのどちらかでした。ピアニストだから?)。

そして、その場の誰もが自らの、もしくは自らが応援しているチームの勝利を祈りつつ開戦。

経過は割愛しますが、結果は100点以上の大差をつけてだいき先生の勝利でした。

ここで軽く譜面のことに触れておきますが、一言で言うと「まあヤバかった」に尽きます。
階段もトリルもすっごい降ってくるんだもん、事故るって。ディスコン(Dyscontrolled Galaxy)程じゃないけど…これも詐称枠じゃないの…???

その日の帰りがけにした別垢のツイート

まあキャラもコンポーザーさんも大好きだから実装されたら初見でクリアしてやりますけども(などとほざくVOLFORCE18.743←2024年3月23日現在)。

さて、この試合の全てが終わり、アピナの敗退が決まってしまいました。
そしてわたしはというと、やはりギャン泣きしていました。

シルク(ファイナルで)勝ってくれなきゃ許さないんだから…
個人的には、この一言より他にありませんでした。

なので、ファイナルで実力を見せつけて優勝をもぎ取ったシルクの皆さんには感謝しかありません。
まあここでも泣くかと思ったら直前までの体調不良も相まってあんまり騒いでませんでしたが。リアルイベント大変すぎる…

あとは案の定、現地勢のフォロワーさん数人から情緒面を心配されてました。結果は見ての通りです。死んじゃったねェ……
最後のライブが終わっても気が抜けたままでした。

おわりに

ということで、ここではBPLS3ボルテのセミファイナル第1試合、なかでも大将戦について書いてきました。
この試合はあまりにもショックが大きく、週末になってもまだ心の傷が癒えていません…(大袈裟な言い方ですが)。
ただ、この記事を書くことで少しずつスッキリしてきた気がします。

いずれにせよ、これ含めどの試合も本当に見応えがありました。
セミファイナル・ファイナルに出場されたチームの皆様、そしてレギュラーステージからそれぞれのスタイルで戦い抜いた全チームの皆様、お疲れ様でした!

先に述べた通り、ここで取り上げた以外の部分もいずれnoteに書こうと思います。

現地で交流してくださったフォロワーの皆さんもありがとうございました!

以上です。ご清聴ありがとうございました!
月陽でした!それではまた。

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