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夏の簡単お手入れそしてお楽しみpart2@四谷西府緑地

府中コミュニティガーデン講座
【四谷西府緑地】第4回「多年草ガーデンの基礎知識とガーデンの楽しみ方

太陽が燦々と照り始めると、じっとしていても暑〜い暑い!! しかし、みなさん元気に集まりました。
今日の予定は、お手入れとお楽しみ第2弾(^^)です。どんな内容だったのでしょうか。

まずは公園に集合です。
先月、お手入れでサッパリした花壇は、1か月の間に植物がぐんぐん伸び、元気にたくさんの花をつけていました。そして、先月と同様に、花壇の周囲も草々で囲まれていました。暑さと雨が多かったからでしょうか、何という草の強さ‼︎

ガーデンの周りには草が迫ってきています
草の勢いが凄い

こうした中、公園の真ん中にあるあんずの樹の下の木陰でスタートです。こうした木陰は夏の作業にはうれしいオアシスですね。
はじめに、三浦先生から夏の花壇について「ガーデンの手入れのポイント」のレクチャーです。
お手入れの目的、方法について講座生に問いかけるとすぐに解答が返って来ました。もう講座生の中に知識がバッチリ浸透しています。

あんずの木陰でスタート

お手入れの目的は「見た目をきれいにする」ため。
きれいになれば、お手入れをした自分も嬉しいし、見ていただける方も気持ちが良くなり、誰もがうれしくなります。

お手入れのポイントは
①茶色のものを取り除く
②エッジを際立たせる
③大きな草を取り除く

の3つでした。そして、場合によってはまとめたりできることも前回教えてもらったところです。また、「整える」こととして切り戻し(枝すかし)をします。
夏は花にとっても厳しい環境。
すこし花が少なくなるくらい枝すかしをして整えると、切り戻したところに新たな花芽が増え、秋になるころに再びたくさんの花を咲かせるので、きれいな花壇になるとのことでした。
花を咲かせるのはエネルギーを使います。
一旦花を少なくしてお休みをさせると聞き、人間も適度なおやすみは大事だから一緒だ〜と、納得。

また、こうしてお手入れの前に何をするのかや、お手入れの優先順位を全員で確認するのは、毎回人数や時間が限られた中で効率的に作業するために、とっても重要なんですね。

講義が終わったらみんなでお手入れです。
今回も①③は同時進行で、②はスタッフが担当して分担。
はじめは公園入り口側の花壇から。
切り戻しも先生のデモに続き、自分で切り戻しをする花を決めてサクサクと切りはじめます。先月は恐る恐るし切っていたのが今回は慣れたものです。そしてみるみるうちにスッキリしました(^^)。

みんなでサクサクと
これから枝すかし
花壇の花も気持ちよさそうです

一旦給水タイムを入れ、続いて多摩川側の花壇へ移動。こちらは、自然な感じでまとめるという方針は先月と同様です。
大きな草を取り除き。気になる花の切り戻しを中心に。

こちらもスッキリしました

ここまでするのに、スタートの三浦先生からのレクチャーを含めて55分。作業時間は短くても花壇は活き活きとしました(^^) みなさん手際が良くなりました。

そして、これからは自治会館に移動し今日のメインのお楽しみ第2弾です。

自治会館についたらエアコンで涼をとって一休み。はじめに、前回の振り返りをした後、公園に植えていたハーブの切り戻しを利用して、お料理の試食体験つきデモンストレーションの簡単ハーブクッキングです。
会場が料理教室に早変わりです。

ガーデンのハーブたち
何をつくるかわかりますか?

今日のメニューは、キュウリとミントのサンドウィッチ、ハーブソーセージ、ミートソース、ハーブチーズ、フレッシュハーブティーと何と5種も作っちゃう。
皆さん活動の後で、少しお腹も減っていてワクワクです。

料理をしながら、ハーブは何でも使えばよいというものではなく、料理に合うものとそうでないもの、熱を加えたり乾燥させたりしても良いもの、そうでないものなど、気をつけるポイントを三浦先生がわかりやすく解説してくださいます。
みんなその都度メモメモ!

目の前で調理が進みます
スタッフもお手伝い

スタッフも手伝いに加わり、次々と仕上がっていき、完成です!
講座生それぞれにお皿に盛られて、さぁ実食(^^)

キュウリとハーブのサンドウィッチとハーブチーズをのせたクラッカー
ミートソースを絡めたペンネ、ソーセージ、フレッシュミントティー

ちょうど喉も渇いて、お腹も空いてきた頃合いです。冷やしたフレッシュハーブティーは喉を潤し、ホッと笑顔😀

料理も美味しくて、公園のガーデンのお手入れからこんなに美味しいご褒美って、めちゃくちゃうれし〜い。

ここで、食べながら谷村先生から「多年草ガーデンの基礎知識」についてレクチャーがありました。

多年草のレクチャー

多年草の分類や多年草ガーデンのお勧めポイント、管理のポイントなど。多年草が多くなれば植え替えの必要もなくなり、草取りも減り、管理が一層楽になる。いつもきれいで楽ちん、楽しいガーデニングに繋がるとのことでした。

ポイントを押さえてみんなで協力して管理をしていければ、自分はもちろん一緒に関わる人も楽しく、見てくださる人も嬉しくなる、こんなにガーデンの管理って素敵だな〜って感じます。四谷のコミュニティガーデンも目指すはこんな感じでしょうか。

これからもみんなでガーデニングを楽しめそうです。

お腹も満たされ、本日の講座は終了。
帰りは切り戻したお花をみんなで分けて持ち帰りました。
自宅も明るくなりますね(^^)

次回は8/29。ボランティアデーです。1時間弱の予定です。

来月は花壇はどのような姿を見せてくれるでしょうか♪
楽しみですね。

珍しい八重咲きのキキョウです
こちらは白色の八重咲きキキョウ
おまけのエノコログサで作ったウサギ

(文責 萩原 康秋)

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