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アダルトチルドレンの特徴

アダルトチルドレンには様々なタイプがあります。

それは、本質的に持っている性格も影響しますが、機能不全家族のタイプによっても変わってきます。

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ここではそれぞれのアダルトチルドレンタイプを見ていきます。

相手の言いなりになる

アダルトチルドレンは自我が育たず、親や家族の言いなりなって育ったケースがあり、大人になっても自分で判断できず相手の言いなりになることがあります。

協調性があり相手に合わせることができるというメリットもありますが、大事な時に決断ができないなども問題が出てきます。

また、我慢することが多くなりストレスが多くなります。

本人的には「人にしたがっった方が楽」という考えになり正当化されてしまいますが、実は本人は言いなりになっていることが負担になっています。

このような正当化もアダルトチルドレンの所以かもしれません。

責任感が強すぎて頑張りすぎる

子供のころから責任や必要以上の仕事をするような家庭環境だと、「自分がやらなければ」という責任感を持ってしまうことがあります。

責任の所在が自分にない場合でも、責任感を感じてしまうこともあり、大人になってから問題となります。

責任感はあった方がいい事かもしれません。

ですが、強すぎる責任感や、間違った責任感は本人を苦しめます。

特に間違った責任感を持っているアダルトチルドレンは、他人の責任まで背負ってしまうなどの問題を抱えます。

これは、周りにとっては良いかもしれませんが本人はつらい思いをすることでしょう。

他人に認められようとする

アダルトチルドレンは自尊心が正しく育たず、自分を認めることができない性格になりがちです。

これは、小さいころから認めてもらうことが少なく、自分が正しいと思うことができず自己否定が大きくなるためです。

大人になって自尊心が低いと他者に自分の存在を認めてもらおうと必死になってしまうことがあります。

また、認めてくれる人に執着する傾向もあります。

自分に頼ってくる人に惹かれたり、離れないように様々な方法を用いたりします。

これは人間関係に大きな影響を与えます。人との距離感が分からなくなるという問題にもなります。

毒親になってしまう

毒親とは子供の毒になる親のことです。

これは子供がアダルトチルドレンになってしまうことがあります。

アダルトチルドレンは遺伝するという話もありますが、アダルトチルドレンが機能不全家族を作ってしまうことがあるということです。

子供に対しての接し方が分からなかったり、子供に愛情を持てないなど、子供にとって不幸な環境を作り出してしまいます。

最後に

アダルトチルドレンは様々なタイプがあり、それぞれに特徴があります。

おのずと様々な問題の原因になります。

また、他人や家族に悪い影響を与えることもあります。

アダルトチルドレンを直すことも重要なことです。

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