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AIに奪われそうな仕事&奪われなさそうな仕事【ChatGPT】後編


 皆さんこんにちは。今週は仕事に追われて記事を書くことができませんでした。1週間空いてしまいましたけど、前回の記事の続きを書かせていただきます。ちなみに当該記事はこちらです。

 前回は、わが自治体においてもChatGPTをはじめとする生成AI利用の可否が議論に上がり始めたこと、生成AIが発展していくことで奪われるかもしれないと私が思う仕事3選と、逆に奪われなさそうな仕事3選を書きました。

 今回は、さっそく当の本人(ChatGPT)に奪えそうな仕事、奪えなさそうな仕事を聞いてみました。以下原文。


4.ChatGPTが思うこれからの仕事

<私>
 あなた(GPT)が、将来的に人間から奪う仕事にはどのようなものがあると自分ではお考えですか?その理由も含めて3つ挙げてください。


<GPT>
 将来的に、人間から奪われる可能性のある仕事には次のようなものがあります。

  1. ルーチンな作業や単純なタスク:GPTのようなAIは、ルーチンな作業や単純なタスクを高い精度とスピードで実行することができます。例えば、データ入力、ファイリング、ルーチンなデータ解析などは、AIによって自動化される可能性があります。人間の手作業で行われていたこれらのタスクを自動化することで、企業は効率を向上させることができます。

  2. データ解析と予測:AIは大量のデータを高速で解析し、パターンや傾向を見つけることが得意です。特に、機械学習やディープラーニングを利用したAIは、複雑なデータセットからの予測や意思決定を行うことができます。したがって、データ分析や予測に基づく仕事、例えば財務分析や市場予測などは、AIによって置き換えられる可能性があります。

  3. カスタマーサポートと応対:自然言語処理の進歩により、AIは人間との対話をより自然に行うことができるようになっています。AIチャットボットや仮想アシスタントは、顧客からの問い合わせに応えたり、基本的なサポートを提供したりすることができます。一般的な質問への回答やトラブルシューティングなどのカスタマーサポート業務は、AIによって担当される可能性があります。

 これらの仕事がAIに取って代わられる理由は、AIの能力の向上に加えて、効率性とコスト削減です。AIは24時間体制で作業できるため、生産性が向上し、人件費や研修費用を削減することができます。ただし、AIが担当することになる可能性がある仕事でも、人間の役割は依然として重要であり、AIがサポート役として働く場面もあるでしょう。



<私>
 一方で、あなた(GPT)が人間から奪えない仕事はどのようなものがあるとお考えですか?理由も含めて3つ挙げてください。


<GPT>
 人間から奪うことが難しいと考えられる仕事には、以下のようなものがあります。

  1. 創造性と創造的な思考を要する仕事:人間の創造性は、独自のアイデアや新しいアプローチを生み出す能力です。AIはデータに基づいて予測や意思決定を行うことが得意ですが、創造的な思考やアーティスティックな創作活動はまだ人間にしかできません。芸術、デザイン、文学、音楽などの分野では、人間の感性や直感が重要な役割を果たします。

  2. エンパシーと対人関係を要する仕事:人間同士のコミュニケーションは、相手の感情や意図を理解し、適切な反応を示す能力に基づいています。特に、人々の相談やカウンセリング、心理療法、介護など、人間のニーズに対応する仕事では、エンパシーや人間の温かさが重要です。AIは自然言語処理技術を持っていますが、感情や情緒的なサポートを提供することは難しいです。

  3. 複雑な戦略的思考と意思決定を要する仕事:AIは大量のデータを高速で処理することができますが、複雑な戦略的思考や意思決定にはまだ限界があります。特に、不確実性の高い状況や新しい環境での意思決定は、人間の洞察力や経験に依存することがあります。経営戦略、政治的な判断、危機管理などの領域では、人間の判断力と洞察が必要です。

 これらの仕事では、人間の特性や能力が重要な要素となっており、AIによる自動化や置き換えが難しいです。AIは人間の業務をサポートするツールとして利用される一方で、人間のクリエイティビティや感性、倫理的な判断が求められる仕事においては、人間の存在が重要となります。


 とのことでした。AIが思う人間から奪えそうな仕事は、ルーチンや定型的な応対、簡単なデータ解析や分析とのことでした。一方で、AIでも人間から奪えなさそうだと考えている仕事は、創造的な仕事、感情的な仕事、複雑な分析と意思決定を要する仕事とのことでした。

 これは、前回の記事で私が考察した奪われそうな仕事、奪われなさそうな仕事ともおおよそ一致しているといえます。私の思考もまだまだ戦える水準ということですね。

 以上をふまえ、私の目指す公務員としての今後の立ち振る舞いを述べていきます。



5.ウィズ・AI時代の市役所職員

(1)さっさと出世する

 ご存じのとおり、市役所の仕事は定型的な業務が多く、AIに仕事を奪われやすい職業であるといえます。しかも、今後は税収の低下などによって十分な人件費をさけなくなるでしょうから、機械に代替できる部分はどんどんと代替されていくと思われます。

 なので、こうした代替されやすい仕事を主に担う担当者レベルからは早く卒業して、複雑な意思決定や部下の感情に寄り添うことが主な仕事となる管理職になりたいと思っています。

 部長クラスの幹部…とまではいかずとも、決裁権をもつ課長クラスには早々に上がりたいと思います。私は2回も休職をしているので、出世コースからは外れていると思われるものの、それ以上に管理職に昇進したがらない同期がたくさんいますので、棚ぼた早期昇進あるのでは、と。


(2)セルフ管理職で仕事を置き換え

 とはいえ、管理職への昇進が見えるのは早い人でも40歳過ぎなわけで、私からすればまだ15年以上先の話になります。ではこの15年間はどう過ごしていくのか。黙って過ごしているとAIに仕事を奪われてしまいます。

 そこで、日々の業務ではAIを活用して業務の効率化を図る。AIに改善案を提案させて、それを私が修正したうえで上司に改善案として伺いをたてる。そうすることで空き時間を作り、空いた時間にはAIの勉強をする。

 こうして、AIが本格的に仕事を奪いに来た時に私は私なりにAIを操縦できるようにする。このくらいの準備なら15年もあれば十分にできそうです。

 要はどれだけ定型業務をやらないようにして、複雑な意思決定をやる練習をするかですから。



6.公務員が完全になくなることはない

 最近では、同僚の間でもChatGPTのことが話題になることがあります。私のこれからはどうなるんだろう?仕事を奪われるのだろうか?みたいな切り口で。なんやかんやで関心の高いテーマなんですね。

 ただ、いくらAIが発展したとしても、公務員という仕事が完全になくなることは絶対にありません。なぜなら、避難所開設があるから。さすがのAIもマンパワーを使う避難所の開設や災害対応はできないでしょうから。それを担う公務員(人員)は必要です。いくら事務仕事を奪われても。

 災害対策課付きの職員が大量に配備されていて、事務が中心の本庁はカラっぽ。みたいな未来があるかもしれませんね。

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