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窓口を奪われた住民課職員

(注意)本記事は、2月19日に下書きし、27日に清書したものになります。時系列が多少ごっちゃになっている場合もありますけど、そこは気にしないでください。


1.13日時点の症状

(1)感覚過敏

 もともと感覚(聴覚・視覚・嗅覚)が敏感のところがあったのですが、職場に戻り緊張状態が続いたことによりそれが強くなりました。とくに聴覚が最悪で、周囲の音に気を取られて仕事にならなくなりました。

 一方で脳は冴えているような感覚もあり、実際短期記憶力は上がっていると思います。市民の誕生日を複数人分いっぺんに覚えたり、折り返しの電話番号は空で打ち込んだりと。ワーキングメモリー的な部分が一時的に活性化しているような気がします。


(2)半寝が続く

 そんなハイプレッシャーな環境下で働いていると心身ともに疲れます。入眠はできるのですが、緊張状態が続いているからなのか眠りが浅く夜中に確実に目が覚めます。

 だいたい2~3時間に1回目が覚めて、体が起き上がらないからうとうとしてるとまた眠って、でも浅いから2~3時間後に目が覚めて…というようなサイクルを延々繰り返しています。

 疲れが取れているのか取れていないのかはわかりません。


(3)深刻な便秘&痔

 ちょっと汚い話なのですけど、うんこが全然でなくなりました。食生活は復職直前期からほぼ変わっていないにも関わらず、催す頻度が毎日から2~3日に1回に落ちました。

 出に対して入りが多い状態になっているので、常におなかに違和感を抱えて状態で勤務している状態でしたし、出るものがあまりにも固くなっているので私の肛門は完全に裂けました。



2.医療関係者の声

(1)追加の診断下る

 そんな状態のなか、13日に定例の通院に行ってきまして、症状を主治医に伝えました。その結果、休職まではいかないものの、症状は悪化しているとのことで追加の診断書をいただきました。

 「就労は可能であるが、就労内容に配慮が必要」という内容のもので、今のままだったらまた休むことになるでしょうという感じでした。


(2)産業医の意見書が出る

 翌14日に診断書を職場へ提出したところ、さっそく産業医に呼ばれて面談することになりました。2年ぶり2回目の顔合わせ。

 現在の症状や主治医に言われたことを伝えたところ、内容は知らされていませんが意見書が出たようです。こんな感じで、職場にも第三者機関があるのは公務員であったり大企業の強みですよね。


(3)上席が動く

 診断書&意見書のダブルパンチでようやく上席も腰を据えて動いてくれました。復職直後は平気で普通の業務をやっていましたし、超過勤務も普通にやりそうな勢いでしたから危機一髪でした。

 以下、27日時点での私の就労スタイルをご報告します。



3.現在の就労スタイル

(1)超過勤務一切禁止

 これまではなし崩し的に1時間程度やっていた残業も一切禁止となって、定時になると強制的に仕事を奪われるようになりました。

 最初のころは17時過ぎると片づけるように言われるまでになっていましたが、今ではそれもなくなり、やっぱり徐々に残る時間が増えてきましたので結局は一過性のものでしたけどね。

 それでも18時までには庁舎を出られているのはありがたいことです。


(2)住民対応原則禁止

 ストレス状態への対処として、刺激の最前線である住民対応は原則しなくて良い。バックヤードの作業だけでよいとの指示を受けました。

 …が、実際はそんなわけなく、普通に市民対応もしていますし、窓口にも出ています。というか普通に窓口対応振られます。


(3)外界との接触は遮断

 感覚過敏への対処として、ついたてで四方を囲まれた作業スペースの設置とイヤホンの着用を認められました。これにより音と視界は遮断されることとなり、集中力が向上しました。

 …と、そう簡単にはいかず、当初は終日作業ブースという話だったのがなんやかんやで午後のみになり、ここ数日は午後でも普通に前へ出ています。



4.結局はなし崩し

(1)客が多すぎ

 職場からは最大限の配慮をしていただいているのは重々わかっているのですけど、駆け込み需要による客の増加がその配慮を吹き飛ばします。今日も3~4時間待ちくらいは平気で発生していましたし、定時時点でまだ100件以上の順番待ちがありました。これはもうどうしようもないカオスです。

 カオスな空間のなかでは、合理的配慮なんて所詮机上の空論でしかないのです。


(2)いかに居直れるか

 というわけで、自分が快適に仕事をできるようにするためには、診断書や環境に完全依存するのではなく、自分の強い意志もある程度必要になってきます。

 何を言われたとしても自分は作業スペースから外には出ない(事務要員だって必要なんだと)、何を言われても定時で帰る(休養も仕事のうちだ)、これを徹底して生活を守らないとあっという間に荒波に飲まれそうです。

 状況が状況ですから、窓口に電話に大車輪の動きをしたいものですけど、やはりどうしても体と心がついてきません。ならば自分ができる形・内容で職場に貢献するしかないですね。じゃないと生活が崩壊する。

 仕事は誰かが代わりにやってくれるけど、自分の人生は誰も代わりにやってくれない。ならば自分がやれることをやるだけです。


追伸

やっぱりマジできつい。


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