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キャーッ!モルトヤマ下野さんとおデート!!(サシ飲み)(前編)

ウイスキー界隈では知らない人はいないのではなかろうか?
と思われるシングルモルト通販モルトヤマの下野 孔明(シモノ タダアキ)氏と、デートに独占インタビューした模様を今回はお送りしたいと思います!始まり始まり~

ことのきっかけは3月に開催されたWhisky Festival 2022 in Tokyo。諸葛孔明スタイルで抜群の存在感を放たれていた下野氏に、恐れながら私、(有)エィコーンのスタッフ・スガが、ご挨拶に伺ったことから始まりました。

超人気者ながら、飾ることなく一般のTwitterユーザーとフレンドリーにおしゃべりしてくださることの多い同氏。実は私も下野さんとは個人アカウントで相互フォロー関係であり、お話させていただいたことが何度かあったのです。

スガ「下野さん、実は私、Twitterでは○○と申しまして…」
下野さん「あ、○○さんでしたか!業界の方だったんですね!」

的なやり取りから、インタビューさせて頂きたい旨をお伝えすると、二つ返事でOKを頂戴できました。KFWS王子氏の時もそうでしたが、さすが、人気者は超気さく!!

フェス後、TwitterのDMで連絡を差し上げると、直ぐにご返信&素敵なご提案を頂きました。

ピンポイントで恐縮ですが、○月○日、池袋で待ち合わせはいかがでしょうか?ご飯は洋食の○○さんで、そのあとジェイズバーさんっていうのはいかがですか!

(DMより抜粋)

な、なんというスマートなお誘いの仕方…惚れてまうやろ…とても独身であることを日々ネタにして呟いていらっしゃる方とは思えませんよね?!

そんなこんなで緊張の初デート当日がやってまいりました。

下野氏も美食家。ご本人は「外食が多いだけです…」とご謙遜なさっていましたが、ご提案いただいた洋食屋さんはやはり人気店で、お店の前には行列ができていました。時間より少し前に着いた私が先に並んでいると、


ご登場~!!

「お待たせしました」と、いかついヘッドフォンと共に颯爽と現れた下野さん。新しいロゴ入りのコスプレ作業着がよくお似合いですね!!

実は昨日もこのお店に来たとのことでした。昔懐かしい感じの素朴な味わいがお好きだそうで。入店できる順番が回ってくるまでの間、お料理に期待しつつ、早速インタビューを開始致しました。

シングルモルト通販モルトヤマ ―設立について―
大学を中退され、フリーターを経た後、ご実家の経営されているカルチャースクールでお父様と一緒に働くことになったのが2008年。その後、好きだったウイスキーを仕事にしたい!という想いが徐々に高まり、通販なら自分一人で始められるのではないか?と、設立したのが2013年3月。設立にあたっては、何から何まで知らなかったそうで、税務署のみならず大手ビールメーカーのお客様相談室にまで問い合わせを行い、仕入れ先等を教えてもらったとのこと。大変なご苦労を乗り越えられてきたのですね…。そして今、従業員は下野さん含め3人に。

さらに、多くの方が気になっていらっしゃるであろう、T&T TOYAMA様とモルトヤマ様の関係性についてもしっつもーん!!

モルトヤマ様は下野氏が経営されている通販専門の酒販店。
T&T TOYAMA様は三郎丸蒸留所の稲垣貴彦氏と二人代表で運営されている共同プロジェクト。(タカヒコ氏とタダアキ氏の頭文字を取って、さらに富山からウイスキーの魅力を世界へ発信されたいとのことで、『T&T TOYAMA』と名付けられました。)
PBも仕入経路も異なります!!

T&T TOYAMA様は元はスコッチの輸入販売から始められたとのことです。そして現在はジャパニーズボトラー事業も。ジャパニーズウイスキーは原酒を育てるところから瓶詰までを計画されており、既に6つの蒸留所からニューポットを調達されているそう。ウイスキーの他に、泡盛、ラムも熟成しており、それらはリリース後に空き樽として活用することも検討されています。今後幅広いバリエーションの商品発売が期待できるという訳です。
さらに、飛騨高山蒸溜所の立ち上げサポートが記憶に新しいところですが、蒸留所の新規立ち上げのコンサルティング事業もしておられます。
加えて、「樽クラウド」という、蒸留所向けの樽管理アプリも開発されました。実は、エクセルで管理されていることの多い各蒸留所の保管樽の情報。詰め替えが発生する度にデータが煩雑化し、消えてしまうリスクもあるとのことから、ボトラーズ事業を開始するにあたって、稲垣氏、下野氏、また石川県のアプリ制作会社の方(ウイスキーに関して全く知識の無い方へ、一から丁寧にウイスキーのことを説明したそうです!)がタッグを組み、膨大な時間と労力をかけて開発されたそうです。
そのアプリは、T&T TOYAMA様自身が活用するだけでなく、他の蒸留所でも、サブスクリプション形式で利用される予定があるとのこと。画像はここではお見せできませんが、カスクタイプ、内容物や詰めた時期から、使用酵母に至るまで、全て見やすく記録され、しかもそれらを樽に貼付したQRコードから読み込むことができ、検索機能も充実している、とても現代的で利便性をとことん追求されたアプリでした。

さて、そうこうしているうちに店内へ案内されました。

【ファンの方必見!!】
隣に下野さんが座ってらっしゃるとこんな感じですよ~🥰

着席すると、すぐさま下野さんお勧めの「ビシソワーズ」と「エビとホタテのフライ」を注文してくださいました。こちらもスマートな振る舞い…本当に結婚のご予定無いのかな…('ω')と疑問に思ったところで、ビシソワーズが出てきました。「さ、食べましょう」とさりげなくインタビューを中断させてくださるところもスマート。独身ネタはフェイクなのかな…('ω')などと考えを巡らせながらビシソワーズを美味しくいただいた後、比較的すぐにメインディッシュが登場しました。

下野さんお勧め★エビとホタテのフライ🥰

さて、いつのタイミングでレモンをかけようか、と悩み始めたら、すかさず「レモンがお嫌いでなければ、全体にかけて、ホタテはレモンだけで食べると良いですよ」と丁寧に教えてくださる下野さん。本当に彼女いないのかな…('ω')と疑いながらも、フライはさっくり上がっていて、とても美味しかったです。小心者のスガは、やはり緊張していたのか、白飯が喉を通らず、お店の方には申し訳無いことをしてしまいました…が、それも「そんなこともありますよね。気になさらないで大丈夫だと思います。」と優しくフォローしてくださいました。この記事を読んで下野さんに惚れられる方もいらっしゃるのではないでしょうか…🥰

ちなみに下野さんはカレーライスを召し上がられていました🥰

さて、続きましてはお侍さんがオーナーをされている池袋モルトの聖地へGO!!たっぷりお話伺えたので前・中・後編に分けてお送りしていきます~!