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視聴記録 「チェスナットマン」

テレビより配信サービスを視聴する時間が多くなった。今はアマプラとネトフリを利用している。話は逸れるがアマプラという言葉は最近覚えた。最初聞いた時はガンプラ、アマプラ、ガンプラ、アマプラ…近くなかった。

視聴する作品はいつもなんとなく選ぶ。こだわりはない。

「チェスナットマン」はネトフリスタッフのおススメだった。おススメコメントの中に「北欧ノワール」と喫茶店名にあるような言葉が出てきたが、深追いせずとりあえず見てみることにした。

見初めてすぐの感想。部屋が暗い。もちろん私の部屋ではない。ストーリーは猟奇殺人と捜査が打ち切られた大臣の娘誘拐殺人事件。犯人に近づきそうで近づかない。重要な鍵はチェスナットマン、手作りの栗人形。

静かに残虐な殺人が起こる。ストーリーもだが映像に引き込まれる。主人公の刑事が打ち合わせをしている会議室の窓から見える木々の鮮やかな緑。定規で引いたような街並み。被害者が発見される深い森。暗さがいい。

配信サービスのいいところは何回も見れることだ。なぜ何回も見るのか。出てくる家の間取りや家具などを見る。特にキッチン。住んでる人の性格が出てるから面白い。

チェスナットマンでは、大臣の家が素敵だった。娘の事件で休んでいた大臣が仕事を再開した日。帰宅してリラックスした感満載の大臣。キッチンで旦那さんが料理をしている。そこでワインを飲みながら話す大臣(奥様が大臣なのです)。大臣が座ってるダイニングテーブルとチェアがいい。

犯人はまさかの人物。最後のエピソードは初めから終わりまでよかった。感動的な場面も静かで、主人公の刑事の横顔が優しかった、見てる私も優しい気持ちになれた。

これをきっかけに私は北欧のドラマを見ている。北欧ノワールにどっぷり浸っている。


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