ゆっくり少しずつがいい理由

心は揺れ動く

じっと同じ状態ではいられないもの
　
さっきまでとても楽しかったとしても
一瞬で落ち込むこともある
　
ふさぎ込んでいた心が誰かの言葉で
晴れやかになることもある

振れ幅が大きいほど
心は揺れて不安定になるもの

どんな時も大騒ぎせずに
淡々としている方がいいのかもしれない

ゆっくり少しずつ喜び
ゆっくり少しずつ悲しむこと
　
成長しようと変わろうとする時も
グーンと伸びたと思ったら
また元に戻ろうとする力が働いてしまう
　
それはまるでゴム紐のように
変わるには引っ張り続ける力が必要なのだ
　
そんなに簡単には
人は成長できないし変われない　　
　
そして引っ張り続けることは
自分だけの力では難しいこともある
　
確実に変わりたいなら
まるで魔法のように
一度で変わろうとしないことが大切
　
引っ張っていることを
忘れるくらいに

力がついてきたら
また少し引っ張る
　
その繰り返しがいい
　
焦らないこと
一気に飛ばないこと
　
一気に飛んだら
羽ばたき続ける覚悟はあるか
　
覚悟がなければ
失墜する可能性がある

焦らない
一気に飛ばない
　
急な変化は
心にも脳にも抵抗を与える
　
はしゃがない
喜びすぎない
　
そーっとそーっと
脳に気づかれないように
いつの間にか変わっているというのが
ベストなのかもしれない

ゆっくり少しずつ
ゆっくり少しずつ