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総勉強時間500時間と言われた「応用情報技術者」取得をきっかけにITの道を選んだ話

こんにちは。
株式会社Acompany 23新卒でエンジニアの野中です。
AcompanyではCTO直下で社内のイシューをエンジニア目線で解決していくという業務を担当しています。
このnoteでは私のことについて、そして、何でAcompanyに入社したのかについて書いていこうと思います。

ITの道を選んだ

高校入学時に一念発起して、高校在学中に何か資格を取ろうと思いました。
理由としては、中学時代に学校に行っていない時期もあって、周りに比べて劣っているという思いが強かったからです。
周りの人たちが持っていない知識や技術を身につけて、自分に自信を持ちたいという一心でした。

一口に資格といっても世の中にはたくさん資格があります。
私は「暗号」と「攻殻機動隊」と「HTMLでmarqueeタグを使って遊ぶこと」が好きだったので、IT系の資格を取ることにしました。

IT系の資格はたくさんありますが、ベンダー系の資格は受験料が高いのと有効期限があるので、比較的受験料が安く有効期限のない国家資格を取ろうと思いました。
基本情報に合格した後は応用情報に挑戦するつもりだから、最初から応用情報を受験すればテキスト代と試験代が節約できると思って応用情報のテキストを買って勉強を始めました。
その頃はまだ、サマーウォーズも見たことがなく、ITに関しての知識は全くありませんでした。

背中を押してくれたのはとあるインターネットの記事です。そこには「未経験でも500時間勉強すれば合格できるよ」という風に書いてありました。
毎日1時間勉強したら500時間なんて1年半なわけで、高校は3年間あるんだから「余裕でしょ!」と思いました。

余裕じゃなかった

応用情報のテキストの最初の数ページで詰みました。
知らない数学用語と記号が私を阻みました。
高校1年生には早かったようです。ダニング=クルーガー効果の「馬鹿の山(Peak of Mount Stupid)」状態にもなりませんでした。

ダニング=クルーガー効果

ここで折れるのは嫌だなと思ったので、関連する書籍を、図書館で借りて読み図書館になければ買い、新しい知識をルーズリーフにひたすらまとめていきました。

そして試験へ

そうして迎えた2年の秋、試験日は、修学旅行翌日でした。
試験前の追い込みの1週間に勉強できないのか!?と焦りましたが、幸いなことに修学旅行先が北海道で、移動時間が長い為、勉強する時間は豊富に取れました。

結果は無事合格でした。
それからは情報処理安全確保支援士試験に向けての試験を始めました。
地震が原因で試験が中止になったこともありましたが、学部2年の秋で無事に合格しました。

流石に自分に自信がついたので、色々な経験をしました。

  • HAIT Labという団体に参加して機械学習の勉強をしました。

    • 流行り物には飛びつくタイプです。さまざまなメンバーがいて教材も豊富だったので楽しみながら学ぶことができました。

  • とある企業の社長さんと知り合い、機械学習絡みの案件を受けました。

    • 最終的には白紙になりましたが、案件の遂行の難しさや契約書の大事さを実感しました。

  • 3Dモデリングを勉強し、BeatSaberに作成した3Dモデルを読み込み、遊びました。

    • この時に学んだ3Dモデリングソフトの使い方を中学生たちに教えましたが、ことごとくデザインのセンスで負けました。

手に持ってるのは白い人参です

簡単にクリアできるものは面白くない

IT未経験で応用情報を受験したり、機械学習の企業案件を受けたり、絵心皆無なのにモデリングに挑戦したりと、難しい課題に挑戦していく性格です。

なので、2年程前からハマっている趣味のジグソーパズルも2000ピース以上のものを買って取り組んでいます。

ジグソーパズルをやってみて気づいたことですが、暇があると余計なことをモヤモヤと考え続けてメンタルを崩しがちな私にとって目の前のことに集中して取り組める趣味は性格に合っていて楽しいです。

ちなみに、ヘッダーの画像は私が組み立てたジグソーパズルです(組み立て期間半年)。

いま振り返ってみると、自分に自信を持ち、いろんなことに挑戦しようという気持ちがAcompanyへの就職につながったと思います。

何でAcompanyを選んだのか

秘密計算・プライバシーテックというワクワクするワード

就職活動をしているときに初めて、秘密計算という言葉を聞いて、何をするんだろう?どう役に立つんだろう?と疑問でした。
それと同時に、新しい技術って面白そう!という好奇心がそそられました。

就活イベントでAcompanyの名前を見つけて、そのときに読んだのがAcompanyのブログです。
秘密計算とは何かを解説している記事がいくつもあるので、何をしている会社なのかが分かりやすいです。

また、今後どんどん需要が高まっていくとされているプライバシーに関する事業ということで、社会貢献度が高いと感じました。
せっかく働くなら、世のため人のためになる仕事の方がいいですからね。

フルリモート可

私は大学への通学に自転車を使っていたほど、満員電車が苦手です。朝から大変な思いをしながら出社して働くことを続けられるとは思えなかったので、個人的にはとてもありがたい制度です。

学生時代は、通学の時間がもったいないと感じていました。新しい技術のキャッチアップをしてもいいし、リングフィットアドベンチャーで体を動かしてもいいし、可処分時間が増えるのはいいことだなぁと思います。

フルリモートは職場でのコミュニケーションが取りにくいと言われることがありますが、Slackの個人チャンネルで発言したり、他の人の発言に対してスタンプを送ったりできるので、チャットでのコミュニケーションを取りやすい環境になっていると思います。

フレックスタイム制(コアタイムあり)

朝起きて今日は眠たいなって日は、(MTGなどの予定が入っていなければ)二度寝してから仕事してもよいので、スッキリとした頭で業務を始めることができ、ちゃんとパフォーマンスを発揮できます。

また、柔軟に業務時間を変更して、休憩時間を活用して日中に役所の用事を済ますことができるので助かっています。

入社してみて

優秀な人が多いです。というか優秀な人で構成されているような気もします。
困ったことがあればすぐに相談できるし、仕事上有用なテクニックを教えていただけるので非常に勉強になります。

やっぱりエンジニアの人は朝に弱い人が多いなという印象です。
かくいう私も朝には弱いのですが、終業後にゆっくり過ごしたいので頑張って早起きしています。

最後に、ちゃんと「ありがとう」が言える人ばかりなので気持ちよく仕事ができます。
人間として当たり前かもしれませんが、これが一番大事かもしれません。

入社して初めて役に立ったと思った件なので感慨深い「ありがとう」

今後

仕事面では、エンジニアとしての能力を高めて、会社により貢献できるように精進していきたいです。来年新卒が入ってきた時に、あの人みたいになりたいと思ってもらえるように頑張ります。

プライベートでは競技プログラミングをやりたいなと思っているものの、家の不用品の片付けが済むまではお預けの状態になっています。

終わりに

最後まで読んでいただきありがとうございます。

Acompanyでは、さまざまなポジションを募集しています!興味のある方はぜひご覧ください!


余談ですが、marqueeタグって最近見ないなと思ったらHTML5で非推奨になっていたんですね。あんなに面白いのに。
ちなみに、Googleで「HTML marquee」で検索すると、検索にヒットした件数の部分がスクロールします。


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