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未経験からキャリアチェンジしてデザイナーになった私が、33歳にして思うこと

現職で働き始めて、この3月で丸3年が経ちました。
丸3年というのをひとつの区切りとして、これまでのキャリアについて順を追ってまとめてみたいと思い、いまこの記事を書いています。

私たちが運営するサービス「CodeCamp」では、未経験からデザイナーやエンジニアを目指しているたくさんの受講生さんが、日々デザインやプログラミングの学習をしています。

かくいう私自身も、未経験からキャリアチェンジした勢の一人で、元々は営業職をやっていました。
社会人になってからデザインの勉強を始め、デザイナーとして初めて正社員になったのは28歳の時でした。

私のこれまでの変遷が、未経験からキャリアチェンジした参考事例のひとつとして、これからデザイナーを目指す方の参考になればいいなと思います。

営業職からWebデザイナーへ

私は四年制大学の教育学部を卒業し(しかも教職とってない)、一般企業に営業職として新卒入社しました。

しかし、就職先がなかなかのブラック企業だったこと、恐らく営業としての適性がなかったこと、その他のきっかけが重なり、2年ほど働いた段階で

「私にしかできない仕事したい」(ありがち)
「場所や時間にとらわれない働き方がしたい」(ありがち)

という理由からキャリアチェンジを模索し始めます。

色々考えて選択したのが、Webデザイナーというお仕事でした。
当時25歳手前くらいだったと思います。

そこからデザインの社会人スクールに通い、デザイン制作事務所、人材系事業会社を経て、現職(インハウス)、という流れになります。

どのようにキャリアチェンジしたのか

デザインのスクールに通い始めて一年ほどで、運良く「デザイン事務所でアルバイトしないか?」というオファーをいただき、小さな制作事務所でデザイナーとして稼働し始めました。

もちろんデザインの仕事だけでは食べていけないので、昼は営業事務、その他の時間はデザイン業務、という二足のわらじ生活で、この期間は言葉通り、寝る間も惜しんで働いてました。

この生活が二年ほど経過し、またしてもすり減った私は、

インハウスデザイナーになりたい(ありがち)

という理由で転職活動を開始、前職の会社にインハウスデザイナーとして転職をしました。
転職経験を通じて感じたこと、また、反対に採用する立場になって感じたことなどはまた別の機会にまとめてみたいと思っています。
以上がざっくりしたキャリアチェンジの変遷です。

33歳にして思うこと

いまでこそ私生活とのバランスがとれた働き方に落ち着いていますが、ここに来るまでずいぶん遠回りをしてきたな、という気がします。
ですが、すべてのことに意味があったな とも思います。

デザイン事務所で昼夜問わず働いたことも、
新卒で営業職を経験したことも、
もっと遡れば教育学部で勉強したことも、
今となってはすべてが必要な経験だったのかなーと感じています。

デザイナーという職種ほど、インプットの量(と質)でアウトプットが変わる職種というのもあまりないんじゃないでしょうか。
様々な経験のインプットが、固有のアウトプットとして価値に繋がることは全然考えられる気がします。

なので、例えばいま、クリエイティブ職とは程遠い職種であったとしても、デザイナーとしてその経験が活かせる場面、チャンスがきっとあると思います。

34歳へのまなざし

いま働いているCodeCampは、社員20名くらいのコンパクトな組織です。
うちのような比較的規模の小さな組織で働く大きなメリットは、「職域を超えていろんなことに挑戦できる」ことだと思います。

(そんな感じのことを以前池田さんも書いてました)

デザイナーという肩書きこそついていますが、デザインに限らず、ユーザーリサーチ、企画やディレクション、時には講師業、ワークショップなど、手を挙げれば大体やらせてもらえる(やらざるをえないパターンもある)ので、いろんな経験をしつつ、今後の道筋を探っている最中です。

これからデザイナーを目指すあなたへ

実は、わたしがデザイナーを志した いちばんのきっかけは、就職とともに転勤族&遠距離となった彼氏との結婚話(仮)でした。

「彼の転勤についていっても、全国どこでも仕事ができるように」

そんな考えで手に職の仕事を選びました。
(もちろん、作ること・描くことが好きとかもありました!)

結局、その彼とは別れてしまったのですがw

「転勤についていく」という目的がなくなっても、一生懸命身につけたスキルは手元に残って、今も私のキャリアを支えてくれています。

だから、きっかけはなんでもいいと思います。

今からでもデザイナーになれますか?
という問いかけは今日でおしまいにして、
今からデザイナーになるために、今日、いま、できることは?
という問いかけを始めましょう。

デザイナーに限らず、職域を超えて色々なことにチャレンジしたい猛者をCodeCampでは随時募集しています!
ご興味のある方はぜひお声がけください^^

お付き合いいただきありがとうございました!

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