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壮大な宇宙

JO1と宇宙旅行に出かけた。

デビューシングルの『PROTOSTAR』から2作目の『STAR GAZER』、そして1stアルバムの『The STAR』、1stストリーミングコンサートの『STARLIGHT』という星がコンセプトのもと、JO1はデビューからの1年を駆け抜けた。"JO1と一緒に宇宙旅行"というハッシュタグがライブを楽しみにしていた人たちの間で流行ったみたいに、わたしは彼らと宇宙旅行に出かけた。

今回の『STARLIGHT DELUXE』はその星コンセプトの集大成のようだった。

開演10分前になると、宇宙船に乗っているかのような景色が画面いっぱいに広がる。

その宇宙船で『PLANET OF JO1』という惑星からワームホールへ続き『GALAXY OF DREAM』へ移り、危険地帯だという『RED GIANT』を経て最後4つ目の『JAM』にたどり着くという仕掛けだった。

わたしはJO1の本気を目の当たりにした。

シングルの表題曲も、

彼らが練習生時代のすこし懐かしい曲も、

久しぶりに披露された曲も、

初披露の曲も、 

曲間に飽きさせない工夫も、

バンドアレンジが施された聞き慣れたはずの曲も。

彼らの本気を、ライブの至るところからひしひしと感じた。オンラインなのに、生で見ているかのような興奮と余韻をきちんと引きずるライブだった。

1年目という言葉に免じれば初々しさも荒削りな部分も魅力の要素になると思うが、彼らはいつもそんな隙らしい隙を一切感じさせない。

デビューシングルを発売して早々にリリースイベントが中止になった。あれよあれよと緊急事態宣言が発令され、思うように活動できなくなった。彼らがファンに会えたのはデビュー前のファンミーティングの1度きりで、それ以降のリリースイベントやライブは全てオンラインで行った。でも彼らはわたしたちの見えないところで努力を続けた。

彼らのパフォーマンスより大学生の下宿みたいなところで共同生活をするみんなの庶民的なところや兄弟のようにわちゃわちゃと仲睦まじい姿を見ることが多かったから忘れてしまいがちだったけど、彼らはれっきとした歌って踊ることが本業のアイドルなのだ。ステージでの化け方や立ち居振る舞いの成長度合いを見ていると、その努力が決して生半可なものなんかじゃなかったことぐらいわかってしまう。

世の中がどうなるか分からない中、彼らは腐らず恐れず努力を続けた。それがひしひしと伝わり、そして清々しい顔をしているメンバーたちを見ているとその見えない努力をあれこれ考えてこちらが泣けてきてしまう。

「ファンの人に直接会えないと自信を失うこともある」という言葉をメンバー本人から聞いた時は胸がギュッと痛くなった。本来なら応援に足を運び、好きな色のペンライトに明かりを灯してステージの向こう側の星屑にもなれるがその星屑にもなれないちっぽけな自分が不甲斐なくなるときもあった。この世の中が恨めしくなるときもあった。でも彼らは色々な方法で愛と感謝を伝えてくれて、今回のライブで初披露の『伝えられるなら』を終えたあとに「愛してるよJAMー!!」と叫ぶみんなのお陰で心がじんわり温まり満たされる。わたしたちの愛はきちんと伝わっていて、いつも両思いなのだ。

12月のライブでは「ここまで来るのにつらいこともたくさんあった」と涙ぐむメンバーがいたのに、今回は誰一人として泣かなかった。みんなで晴れやかな顔をして宇宙旅行を終えた。

彼らは"JO1、未知の世界へ踏み出す"がコンセプトの3rdシングル『CHALLENGER』が4月28日にリリースされることが決定している。次はまたどんな彼らを見られるのかを考えてみても想像はまだつかないけれど、きっとまたわたしたちを喜ばせてくれるに違いない。壮大な宇宙旅行を終えた彼らは次章へ突入する。

わたしの気持ちはまだまだ地球に戻れそうにない。抱えきれないほどの達成感と充足感と疲労感、そして大きな愛情と少しの寂しさを旅行のお土産に、JO1という宇宙を両手いっぱいに抱きしめてまだ余韻に浸っている。










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こうしてだらだらと変な文章をしたためましたが言語化してみるとやっぱり気持ちが整理されますね。大好きな彼らへの大きな感情を抱えて言葉にできないもどかしさを感じていました。元国プとしてはこんな1年後が待っていると思っていなかったので………感無量です( ᵕ ᵕ̩̩ )この状況が落ち着いたらJAM全員が入れる場所でライブしてください愛を叫ぶので(切実)


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