最近の色々 仕事編
最近の色々 仕事編、と題しましたけど、他の〇〇編に続くかどうかは微妙です。
この新生活に少し慣れたタイミングで、ここ1、2ヶ月を振り返ってみました。なんの面白みもないnoteですが是非読んでください。己を湯に浸しながらこんな文章を書いてます。今。
トップの写真はいつの日かに作った白玉入りのおしるこ。
激動の2月、3月
とりあえず一大トピック、上京しました。
新卒で入社して配属された情報番組のADをやめました。もう二度と報道には戻りたくないです。
そして離れた今、いち視聴者として自分がついていた番組を見ると、やれWBCで優勝しただの、やれ中村倫也と水卜アナが結婚しただの、忙しないフロアが思い浮かびます。そして思い出しただけで胃がキリキリとするあたり、後遺症でもあり職業病だなと思ったり。たまたま仲が良かった後輩と連絡を取ったところまた先輩ADが辞めるとか嫌いな先輩がDに上がるとかそんな話を聞いてはわたしは心を痛めるのでした。
馬車馬のように働かされても評価されず、この経験はいつか何かの役に立つのだろうかと常に疑問を持ちながら働いた2年間だったなあ。辞めることを知ってる人は知ってるぐらいで自分から進んで言わなかったことと、ありがとうございましたのお菓子と共に"ADの労働が正当に評価される職場でありますように"と意味深なひと言を書き添えたことは少なからず誰かに影響を与えたんかなという疑問はさておき、東京本社の人と今までの労働環境について話す時間があったとき、「大阪は東京の5年前やなあ😅」って笑顔でディスられました。あんな職場クソ食らえだ。
業界人2周目
ブラッシュアップライフに影響されてつけたこの見出し。あーちんの3周目の人生でAPという仕事が出てきて、「多くの人を楽しませるという点で徳が積める」みたいな心の声があったけれど、わたしは果たして業界人として徳を積めているのでしょうか。
さて、情報番組のADを卒業して何をしているのかというと、2周目の業界人です。会社は辞めておらず、東京への異動という形ですがこれはもはや事実上の転職。とある局主催でやるイベントに携わる仕事をすることになりました。
混んだメトロに乗るのも大冒険。高層階へ上がるときに見下ろすビルたち、外は暗いはずなのにきらきらと明るい照明、少し高台へ上がれば見える東京タワーやスカイツリー。どれも新鮮でわくわくする田舎者のわたしはまだまだお客さん。いつかこれに慣れる時が来るのだろうか?と思うと寂しい気もするので、いつでも東京タワーにときめく、スカイツリー見て高いなぁと思う、そんな初々しさを忘れたくないです。
仕事を始めるまでも本当に色々ありました。とても不本意な無職期間。会社の人たちの調整?とかなんかでちょっと待ってくれ攻撃に遭い、丸3週間ぐらいニートでした。業界人はどこへ行ってもルーズです。弊社には不本意なニートなので給料を出せよと圧をかけながらたくさんドラマを見てアニメを見てたくさん寝てたくさん料理をして元気になりました。それでも結局本格始動するのは4月らしいです。うそー。
在宅でも全然できる仕事なので在宅と出社の半々ぐらいでやってたら「会社に慣れるためにしばらく毎日出社しようか」と今日の会議で言われ、早速張り切って午後から出社したのにわたしのチームの人は誰もいませんでした。うそー。
誰もいないのをいいことに、今日は5分前に退勤しました。はい。
東京の人って冷たい?
上京することを伝えたら、いろんな人から「東京の人は冷たいから寂しいで!」とよく言われました。確かに大阪は、タクシーのおっちゃんですら話しかけてきますから。病院の待合で隣になったおばちゃんに飴ちゃんいる?と聞かれますから。ヘアクリップに値札つけっぱなしだったことに帰ってきて外してから気づいて、「誰かつっこんでーな!!」となりましたから。たしかにそういうの、一切ないですね。
平たく言えば同じ業界なのに、前の職場はうるさいぐらいに賑やかだったけど今はオフィスが静まり返ってます。みんなスマート。それぞれに仕事をこなしていらっしゃいます。
冷たいっていうか、誰もわたしのことなんか気にしてない。いてもいなくても一緒です。
それが冷たいって感覚的に思う気持ちもわかる気はするんですが、その距離感が人付き合いが苦手な自分には合ってる気もします。誰も知り合いのいない場所、構ってくる人がいない場所、なんだか楽。
ここで人付き合いが苦手なわたしから、新生活を乗り切るライフハックをひとつお伝えします。ちょっと親しくなったら聞かれる恋人の有無。わたしはコレを聞かれるたび、恋人がいようがいまいが「最近別れました」と答えることにしています。すると、驚くことにみんな黙ります。そうなんだ、それ以上も以下もありません。傷に触れないでおこうというやさしさを涼しい顔で拝借しましょう。今の職場でも、聞かれたらこうやって乗り切るつもりでいます。
ストレスのかからない人生
放送開始された頃からほとんど聴き逃すことなく聴いているFANTASTICSのファンラジという番組できのう、"筋トレとかダイエットとか続かないからストイックなファンタに喝を入れてほしい"というお便りがあって、それに対して澤本夏輝くんは「僕らは表に立つ人間だから頑張って自分を磨いてるだけなんで。筋トレめんどくさいなと思ったらしなくてもいいし、自分磨きたいなと思ったら磨いて、ストレスかかる人生送らないでいいから」みたいなこと言ってたんですけどね。わたしはこの言葉を一生大事にして生きようと思いました。
同世代であんなにいろんなことを頑張っている彼らを見てたらわたしなんてミジンコか微生物ぐらいだとよく思うけど、そんなふうに思わないでストレスかかる人生送らないでいいからって、やさしい。わたしも"自分の機嫌は自分でとる"が永年の課題なんですけど、それに近いものがあるなぁと。"ストレスがかからない人生"を送っていいんだと彼らが言ってくれているんだから、わたしは今日も自分を甘やかしたいと思います。
AD時代、よく同期が「自分のこと甘やかせるのは自分しかおらんねん!」って言っていたことを思い出したりしました。自分に甘い人、だーいすき。今日も明日も自分に甘く、ストレスのかからない人生を送っていく。
ってことで
徐々に落ち着いてきた今になってこう、前職を振り返ったり気づいたことを久しぶりに書き留めたらちょっと長めな文章になったけどまあいいや。最近の色々 仕事編としましたがこれが何編やらと続いていくかは未定です。だけど書きたい気だけはあります。
業界人2周目もどうなっていくんでしょうかねー。業界人1周目で身につけた"面の皮は厚ければ厚いほどいいマインド"大事。図太く生きていきましょ。
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