【Heart Voice】頭で選んでなくても心で選んでいる
『こんな現実、わたしは選んでない』と憤りを感じても、すべて自分の「心」が選んだ結果。そこに何かしらのメリットがあるとしたら、どんなメリットがあるのだろう?
4月4日は、二十四節気5番目の季節「清明」。明るく清らかな陽氣がモヤモヤを晴らし、清々しくのびやかな気分になれる季節。
そんな当日の朝、気づけば1時間以上瞑想し、幼い頃からずっと燻っていた恨み辛みなどが大量の涙とともに一掃されました。
まだまだ燻ってるものがあったんだなぁ(自覚あり)と遠い目で自分を労りつつも、新しい道が開ける革新的なものを感じ、ワクワクしております。
春ですね。
さてさて今日の【Heart Voice】は、お悩みというより疑問を取り上げたいと存じます。今日の疑問は「結婚」にまつわる内容なので、同じ疑問や葛藤を抱えている方も多いかと。ぜひ最後までお付き合いくださいませ。
◇◇◇
これ系の悩みや疑問、まじでよく聞くし、なんだったら、わたし自身がコレが元で心理学を勉強し始めたと言っても過言ではない。
『結婚しない人生を選んでいるのはあなた自身よ』
『どんな現実も、自分が選んだ結果だから』
ヒーラーさんのこの言葉、わたしも言われたことがあって、でも当時は心理学や潜在意識の仕組みを知らなかったから、Sさん同様、めっちゃ憤慨してましたわ。
でも意識の仕組みを知るとめっちゃ納得するんですよ。『あぁ、だからか!』と。なので、禁止令の影響もありますが、ご要望にお答えして理屈をお話ししようと思います。(禁止令も自分が選択して受け取ってるんですけどね)
現実化の仕組み
まずですね、頭(思考)を顕在意識内にあるもの、心を潜在意識内にあるものと捉えてください(厳密な話は置いといて)。
意識領域全体のうち、顕在意識領域は5%未満、潜在意識は95%以上の領域を占めているのですが、どちらの方が自分に影響を及ぼすと思います?
当然、心・潜在意識の方が自分に、そして自分の人生に影響しますよね。頭(思考)で望むことと心で望むことが違えば、心が望む方が採用されるの。
Sさんの現状は、何らかの理由で結婚に至っていない、というのが事実ですよね?ってことは、Sさんの心は結婚を望んでないのかもよ?と捉えることもできるんです。ここではまだ「かもよ?」で留めて置きますが。
でも頭はそれを到底受け入れられない。
その理由は、結婚したい理由に隠れていることが多いです。ってことでSさん、結婚したい理由を100個書き出してください。読者の皆さんもさぁご一緒に!
100個なんて無理!と感じたら、「結婚しないと、どうなっちゃう?」という視点で考えてみてください。この問いかけでかなり量は稼げるはず。
書き出さないと先に進めないので待ちますよ。でもそうも言ってられないので先に進みます(何なんだよ)。
ここから意識の少しだけ深い部分に触れていきます。心して読んでくださいね。
結婚したい理由(結婚しなきゃいけない理由とでも言いましょうか)の中に、例えばこのような↓理由、いや思い込みはありませんでしたか?
結婚しないと人権を認められない、人として問題があると思われる、仲間に(立場的に)置いてかれる、マウント取られる、などなど。
そして、孤独感や惨めさ、恥ずかしさなど、焦りを促すような感情・感覚が出てきたりしません?
孤独や惨めさ、恥ずかしさ、焦り。そして、それらの感覚を感じる恐れ。
人は不快感を避ける本能があるので、その究極の恐れを感じなくて済む手段を考えます。それがSさんにとっては「結婚」なの。結婚すれば、孤独や惨め、恐れを感じなくて済むだろうと。
ゆえに結婚に執着し、心は結婚を望んでいないかも?ってことを受け入れられないの。受け入れたら究極の恐れが襲ってくる!と恐れるから(ややこやしい!)。
ここまでおわかりでしょうか?ブログなので淡々と進めておりますことをご了承ください。
でだ。
先ほど、頭・顕在意識よりも、心・潜在意識が現実・人生に影響すると申しましたでしょ。
今のSさんの心・潜在意識の中で、孤独や惨めさ、焦り、恐れが存在しているとしたら、それがそのまま現状に反映してると思いません?
自身の病気や親の介護問題、相手の浮気問題などが勃発して、“結婚したいのにできない”という状況になることで、孤独や惨めさ、恥ずかしさ、焦り、恐れを感じている、という現状に。
まぁこれは実際にカウンセリングしてみないと正確なことは言えませんが、多分この見解は遠くないはず。
これが現実化の仕組みです。理屈、おわかりいただけただろうか?
頭と心の願望の違いはこうして見つける
ここまで理屈を述べてきましたが、それでもやっぱり「頭では」自分で結婚しない人生を選んでいるとは思えませんよね。納得できてれば相談に来ないもん笑
ってことで、「頭でも」理解できるワークをご紹介しましょう。わたしもこれで『あぁ!だからか!』と全面的に腑に落ちた経験あり。内容としては簡単です。
結婚したときのメリットとデメリット
独身でいるメリットとデメリット
これらを最低100個、書き出してください。“最低”100個です。また100個かよ!?と抗議されても数は減らしませんよ。そこまで優しくない。
と言うか、それだけ書き出さないと、潜在的に感じているメリット・デメリットが出てこないんですよ。頭で考えることだけ書き出して終わったらワークの意味がない。何日かかってもいいから書き出しましょ。
書き出せば、心では結婚を望んでいない理由が一目瞭然かと。これはまじで書き出さないとわからないです。ので、書け!!笑
結婚したときのデメリットと、独身でいるメリットが多ければ、当然、結婚しない人生を心・潜在意識は選ぶのですよ。
とにかくやってみて。やればわかる。
◇◇◇
今回は相談内容に則って「結婚」をテーマに扱っていますが、結婚以外でも同じです。お金に苦労する人生でも、人間関係で苦労する人生でも、同じことが心・潜在意識で起きています。
頭で選んでいない・望んでいないことが現実になっている方は、ぜひ今回のワークをやってみてくださいな。自分でその人生を選んでいることがわかるかと。
ってことで、今回は理屈(現実化の仕組み)をご希望でしたので、リクエスト通り理屈をお伝えしました。
自分で選んでいるとわかっても、それでも現状を変えたい場合はどうしたら良いのでしょう?という話は、また別の機会、もしくはカウンセリングで。
まぁでも、理屈を知ってるだけでも自分の心と向き合いやすくなるので、覚えておいて損はないかと。ぜひ今回のワークもお試しあれ。
今日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
日々是感謝♡あや
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