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コロナ時代の「家族」のススメ ①~原点からの再出発~

危機

ゆひんjm

新型コロナウィルスによる外出自粛もあり、
家族で過ごす時間が長くなる近ごろ。
親子や夫婦でも衝突しやすくなっています。

「コロナ離婚」、「コロナうつ」。
そんな言葉も出てきているこの事態。
どうすれば、このストレスフルな状況を乗り越えていけるのでしょうか。
DVや虐待のリスクは今までになく上がっています。

目に見えない未知の脅威に曝され、
外に出られなければ鬱憤は溜まり、
人との接触も回避すべき状況。
適切なストレス解消法は何でしょうか?

散歩、トランポリン(売れているそうです)、
ゲーム、DVD、時代はYouTube。
漫画、読書、お酒も捨てがたい…。

あれもこれも、一長一短。
結局何でも、人それぞれ。
「正解」がある問題ではありません。

ストレスの原因が増え、
解消の選択肢が減っている状況。
「増加」が「減少」に追いつかない状況。

そもそもそれ以前から「ストレス社会」。

悩んで心を病むくらいなら、
人生を棒に振るくらいなら、
自ら死を選ぶくらいなら、

会社を変えればいい。
引っ越しをすればいい。
離婚だってすればいい。

それは本当に真っ当で、
それができる大人の場合には、
究極最後の選択肢ではあります。

それでも「子ども」は…
そもそも親のストレスに敏感で、
引っ越しだある程度のストレス因。
親の離婚は子どもにとって重大すぎる事件。

「コロナ時代の家族」が、はじめにすべきこと。
まずは「原点に帰る」ということだと思います。

それぞれの「原点」

親子の原点。
この子が生まれた時、何を願ったか。
「何があってもこの子を守りたい…」
「私だけはこの子の味方でいたい…」
「この子に明るい未来がありますように…」

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夫婦の原点。
教会や神社で、集まった人たちの前で、
届け出を記入しながら、何を思ったか。
「いかなる時も、この人を愛します。」
「どんな時も、この人を支えます。」
「一生を添い遂げます。」

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そして自分の原点。
幼い頃から何を夢見ていたか。
友人たちと笑い合いたい…
たくさんのことを知り、学びたい…
この会社で活躍して認められたい…

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原点からの再出発

すべての「願い」が叶うわけではない。
もちろん、それは当然ですが…
少なくとも、これらの「誓い」には
免責事項はなかったはずです。

「毎日学校に行き、勉強をしてくれる限り、この子を守ります。」
「他の女性と関係を持たなければ、夫として愛し続けます。」
「毎日家事をしてくれる場合は、妻を愛します。」
「何があっても家族が笑顔でいるように努めますが、
 新型コロナウィルスで外出自粛の状況である場合は除きます。」

そのように誓ったのならば…

学校に行けない子どもを守らないことも、
不倫をした夫と離婚をすることも、
妻を家事要員として扱うことも、
コロナ離婚もコロナ虐待も、

すべて理に適っていることです。
「あの頃の自分」に恥じることは何もありません。

「あの頃の自分」は「現在の自分」をどう見るでしょうか。

失ったものもあるかもしれない。
取り戻せないものもあるかもしれない。
もう得られないものもあるかもしれない。

でも、
残っているものもある…
取り戻せるものもある。
まだ得られるものもある。

「自己」との対話

「あの頃の自分」と「現在の自分」の対話。

泣けるなら、泣いたほうがいい。
すっきりしたら「今、ここ」からまた始まります。
それができたら「今、ここ」もまた「原点」です。

「過去」はどうあれ、「現在」は「未来」のためにあります。
「今、ここ」を「原点」とすること。
可能ならそれを相手と共有すること。

「子ども」がいてもいなくても。
「妻」や「夫」がいなくても。
「夢」や「希望」が描けなくても。

この目で何を見て、この耳で何を聞き、この口で何を言うか。
この手で誰にどう触れ、誰のために何をして、何をしないか。
それは「自分自身」に「誓う」ことができます。
「そうありますように」と祈ることができます。

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この文章が少しでも多くの人に届き、
少しでも多くの笑顔に繋がりますように。
「そうありますように」。

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