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メキシコ北部地域について

2018.1.17の記事より転載

メキシコシティの歴史地区やカリブ海に面しているカンクンは観光地として有名であるため1度は耳にしたことがあると思いますが、メキシコの北部地域と言われてもアメリカとの国境があるとしかほとんど想像出来ないと思います。今回はあまり耳にする事のないメキシコ北部地域の魅力について書いていきたいと思います。

最初の写真はチワワ州中心街で撮った写真です。チワワ州は日本でもお馴染みの犬種チワワの原産地として有名です。その他にもチワワ州は、carne seca(ビーフジャーキー)、チーズそしてsotol(ソトール)と呼ばれるテキーラに似たお酒の特産地でもあります。

次の写真はチワワ州からコルテス海の港に近いロスモチスまで、毎日上下1本ずつ運行しているチワワ太平洋鉄道です。チワワからロスモチス間には多くの停車駅があり、下車する事ができます。また、景色がロスモチスからチワワまでにかけて標高が2000m以上変わるためこの景色を一目見ようと国内外から多くの観光客が訪れます。そして、この鉄道の二等車は現地の人のための移動手段としても使われています。

最後の写真はチワワ太平洋鉄道の停車駅Divisadero(ディビサデロ)駅から見た峡谷の景色です。この峡谷の大きさはアメリカにあるグランドキャニオンの約4倍になると言われています。また、ディビサデロ駅にはタラウマラと呼ばれている先住民が手作りの工芸品を観光客に向けて売っています。

今までメキシコの北部地域についてほとんど知らなかったが、魅力的な地域であることを知ることが出来ました。まだ多くの知らない地域がありますが、少しずつ知ることができればと思います。

第45期日墨戦略的グローバルパートナーシップ研修計画
研修生 永井登(京都外国語大学ブラジルポルトガル語学科4年次生)

#留学生 #メスカル #メキシコ