望むものを手にしたら、手放す
この記事はJリーガーの僕が、日々感じたことを書いています。
皆様の背中を押すきっかけになれば嬉しいです。
今日は、自分の環境についてです。
目標
目標ってありますよね。
🌝Jリーガーになりたい。
これは僕の子供の頃の夢であり、目標でした。
高校からプロ入りはできず、大学卒業後にその夢は叶いました。
高校、大学とプロになることを信じて疑わず、練習をしていたのを思い出します。
目標の先
しかし、大学卒業後のザスパ草津でのプロ生活は、試合に出場することは出来ませんでした。
今振り返ると、チーム練習や自主トレも一生懸命やれていました。
何が足りなかったのか?
今では、
🌝プロになった後の想像をしていなかった
この一言に尽きると思います。
そりゃあ、試合に出て活躍して…なんてことは、容易に考えます。
でも、
🌝試合でどんなことをして活躍するのか。
🌝活躍して、選手としてどのように活動をしていくのか。
こんな想像は全くできていませんでした。
ゴールの設定
山を登るなら、どの山を登るかを決めて、登るルートを考えますよね?
それに必要な手段を考える。
旅行に行くなら、行き先をまず決めて、車で行くか、新幹線なのか手段を考える。
また旅行先で何をする、何を食べる、何を観るなどを決めます。
何が言いたいかと言うと、何事にもまずはゴールの設定が必要だということです。
僕はプロになることがゴールだった。その先はなかった。
だから、日々の積み重ねが、あちこちにいっていたり、何の為にトレーニングをしているのか明確ではなかった。
行き先を決めずに、旅行へ出発してしまうようなものです。
どこに向かっていいのかわからないですよね?
環境
人間は環境に慣れます。それが居心地のいい環境だと、変化をしたくなくなります。
プロになった。Jリーグのチームにいる。
何かを自分で決めないと、思考が停止します。
日々の活動が疎かになっているわけではありません。
しかし、惰性の活動では、進化、変化は難しいです。
現状維持は停滞の始まりです。
何かを守ろうとしたとき、
例えばJリーガーとしての肩書や、そのチームでのレギュラー等
挑戦をしなくなります。
もう一度言います。自分にも言っています。
人間は、同じ環境にいて、自分を疑わなくなると、思考が停止する。
目標は絶えず見直し、常にゴールを明確にする。
これは、本当に大事なことです。
まとめ
自分が目標としたものを手にしたときは、すぐに手放す準備をしましょう。
同じ環境で、自分を疑わなくなると危険です。
その為にも、自分の定義づけや、自己分析を絶えず絶えず行いましょう。
この記事が参加している募集
僕は皆様の背中を押せるように活動しています。 挑戦するお手伝いですね。 皆様が僕に背中を押してもらったよ!と思っていただたときに お気持ちとしてサポートしてください。 これからも皆様の背中を押せるように使わせていただきます。