見出し画像

子供は大人を良く観て、大人は子供を観ていない??

僕の記事は有料設定にしてありますが、
全文無料で読めます。 

日頃、指導やプレーする環境の中で
僕が感じていることを
記事にしています。

誰かの考えるきっかけになれば嬉しいです。

今回は子供と大人の接し方についてです。
自分の経験上、大学生ぐらいまでも含んで
書いています。。。

因みに、僕はあまり指導という言葉が 
好きではありません。

自分の経験を伝え、
その中で自分が気づかされること、
僕が教えられることが多いと
感じているからです。

子供は大人をよく観察していて、賢い

普段指導をしていて、、、
感じることは

『子供は賢い』

ということです。
本当に良く大人を観察しているなと思います。

言い方が適切かわかりませんが、

『子供は大人が喜ぶこと、
大人に怒られない方法』

を自分の行動から、大人の様子を観察し、
学習しています。

子供自身がある行動を起こした時に、
大人がどんな反応をするのか
本当に大人をよく観て、
次の行動に活かしています。

一字一句同じことを言える子供の能力

ある指導での一コマ。
子供たちはフリーでも速くプレーして、
相手が前にいても速くプレーして、、、
ぶつかる。。。


僕は聞いてみました。

僕『みんな、すごく速くプレーしてるね。
  どうして?』

子供『速く判断して、
   速くプレーすることが大切だから。』

僕『速くプレーすることも必要だよね。
  じゃあ、速くプレーするために何かしてる?』

子供『周りを観て、状況を把握して、判断してる。』

これ、小学校4年生の子供の回答です。
回答としてお見事。

ただプレーと言葉がつながっていないので、
普段から指導者の言葉を良く聞いて、
暗記したんだなと思いました。

そこで僕は意地悪をして、さらに突っ込みます。

僕『状況の把握って何かな? 
  何を観て、プレーを決めるのかな?』

子供『…。』

普段、聞かれてないことは答えられないんです。
もう一つ感じたのは、

『正解』

を言わないといけないという考え。


正解はない。機械にさせない。

学校の勉強は正解を出します。
個人の意見よりも周りと同じことを求めます。
でもサッカーは正解がありません。
よりいい判断、
効果的なプレーを自分で選択していきます。

自由です。

だから、僕の問いに何を答えてもよかったんです。
ただ常日頃から、正解を求められている。
変なことを言うと、大人に周りに何か言われる。
それなら黙っておくほうがいい。
そう感じているんだと思います。

これって危険だな感じています。
上の顔色をうかがって、
自分の意見を伝えることもしなくなる。
機械人間ができあがってしまいます。
自由はありません。硬くなってしまいます。

人間には感情があって、
意見があって、人と違って当たり前。
機械になるのは怖い。
無意識に機械にさせてしまっているのは
もっと怖い。

僕はこのように考えています。

子供たちが自由に表現できるように
大人がよく子供たちをみて、 
本当に子供の意見なのか
大人が感じとりたいです。

子供たちの表情、仕草、行動などは毎日違います。
ちょっとした変化に気づく目をもって、
指導にあたりたいですね。


子供たちは真似をする。大人は気をつけたい。

もう一つ、子供たちは大人、
周囲が発している言葉を
意味を知ることもなく
使っているということです。

子供たちが子供達に無意識に
使っている言葉をきいてると
ドキッとすることがあります。

大人は、普段何気なく使っている言葉を
子供たちが聞いているかもしれないと
意識を持ち
自分がどんな言葉を使っているか
気を付けたいですね。

大人が気にしない言葉でも、
子供たちを傷つけている言葉に
なっているかもしれない。
冗談が、本気でとられてしまう。

これも普段から子供たちと
どのように接しているのかで
変化するものです。

子供たちと信頼関係を
築くことができるのか。
きちんと子供たちと向き合うことで、
冗談であったり
柔らかい雰囲気の中で、
お互いの意見が交換できるように
なります。

子供達の未来のことを想像して、
子供たちをよく観察して、感じて
これからも色んなことを伝えていきます。

ここから先は

0字

¥ 5,000

僕は皆様の背中を押せるように活動しています。 挑戦するお手伝いですね。 皆様が僕に背中を押してもらったよ!と思っていただたときに お気持ちとしてサポートしてください。 これからも皆様の背中を押せるように使わせていただきます。