おセンチ日記
袴の写真は右が私。
キミは左。
18年振りの引っ越しをして実家に戻った。
私の部屋は20年前で止まっていた。
部屋の片付けをしていると、私が好きっだった彼女からの手紙が
たくさん見つかった。
捨てたものもあるし、捨てられなかった手紙もある。
彼女の名前は、「下魔」
EMMAちゃんが笑う悪魔なら、私は下品な遅刻魔でGEMMAだねと笑っていた。
生前、イエローモンキーのライブや渋谷のLamamaによく
一緒に行った。
彼女の荒んだ日々は、「Walkin'In Sunshine」みたいだと書いてあった。
https://theyellowmonkeysuper.jp/lyrics/detail/12/
ニセモノの快楽を求めていてはダメだよね、と。
恐らく、私が彼女に好きだと伝えてから貰った手紙。
”「This is For You」が今までと違うように聴こえたよ。
https://theyellowmonkeysuper.jp/lyrics/detail/8/
本当は嬉しかった、これだけは伝えておくぞ”、と書かれていた。
最後は、「愛しいてるよ」と。
でも、それは人としてということはわかっている。
でも、20年振りにその手紙を見つけて号泣してしまった。
それでも、キミはいない。
どうしてだよ。
バカみたいだけど、どうにかすればこの世にいないキミと会えるのではないかと思ってしまう私がいる。
キミがいなくなったころ、劇団員なんかをやっていて忙しくて
キミがいなくなったことを、考えないようにしていた。
しばらくの間、泣いたりもしなかった。
キミがいないなんて実感が湧かなかった。
だから、「親友が自殺してしまって」と色んな人に話して現実だと
自分に言い聞かせた。
なぜか、私の記憶の中では「親友」に書き変わっていた。
それも嘘ではないけど、正しくもない。
星を飲んだら月になれる
月を操れば神に逢える
神に頼んだら時は止まる
時を止めたら君といられる?
https://theyellowmonkeysuper.jp/lyrics/detail/36/
(遥かな世界)
この文章には何のメッセージも無い。
キミが生きていた証とセンチメンタルな感情。
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