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樹木は老化すると二酸化炭素を吸収しない

10月10日の日経新聞朝刊1面「森林にも迫る高齢化」という記事。

樹木は成長する時に太陽光と二酸化炭素を使って光合成を行う。
つまり成長期はどんどん二酸化炭素を吸収するんだけど、アラフィフぐらいになると成長が止まってくる。
45歳の私にはよくわかる悲しき現実...

光合成が減ってくると、夜に樹木が呼吸して普通に二酸化炭素を吐く量と近くなってくる。
手入れがされていない日陰の樹木はもしかしたらずっと二酸化炭素を出しているだけかもしれない...

いま日本の人工林の多くは第二次世界大戦後に先祖の方々が植えたもの。もう50年を越えちゃっている。

森林の面積が減らなくても、森林の高齢化で吸収する二酸化炭素の量は減っていく。

森林にも迫る高齢化:日本経済新聞

どうしたらいいんだろう。
先祖が未来のために植えた木が、活用されず、放置され、邪魔物になっている。
植林などの林業は自分の代だけでは成立しない、長い長いサイクルを先の世代に紡ぐお仕事だが、神戸にはいまその継承をする器がない...

日本でも圧倒的に不足している林業従事者。

大きな問題なんだけど、なんか出来そうなんだけどなぁ。みんなで知恵出したらすんごい解決方法出ないかな? 

神戸の場合なら森林と大規模消費地である都市が隣接しているので運搬コストは有利に働く。
人手、お金(販売先)の問題かな。人手とかは、みんな巻き込んでチェーンソー体験とか、木こり体験でお金取れないかな?アウトドアブランドと組んで一緒に林業体験しながらファンづくり出来ないかな。

山登るついでに植林1本!とかって植林オーナー制度とかで出来ないかな。オーナーだけど成長した樹木は未来の世代への贈り物として。

発想変えて、二酸化炭素を吸収するためだけの樹木なら最新技術※で空気中から二酸化炭素を直接捕まえて資源化する工場を建てればいいか...
気がすすまないけど

※ちなみにDACっていいます。ダイレクトエアキャッチャーの略。


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