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公務員志望あるある

親に選ばされた

大学や高校などでキャリアを考える授業に講師で呼ばれることが多いです。私の公務員としての考え方と活動内容を中心にお話しします。そして質疑応答を受けてアンケートを取って終了というのが一般的。

いつもガックリくる典型的なアンケート回答がこちら

『私は公務員を目指しています。でも公務員は面白くないお仕事だと思っていました。秋田さんの話を聞いて、いろんなことができる可能性のある楽しい仕事なんだと感じました』

え~っと
・面白くないと思っていて
・いろんなことはできないと思っていて
・目指している

馬鹿にしてんのか?

まあ簡単に言えば「安定している」から選んだ、いや親に選ばされたんでしょうね。

公務員に必要な人材

正直そんな人材は今後、公務員としては要らないですね。
今の段階ならまだ、「手足」として役に立ちます。デジタル化もまだまだ途上なので紙媒体でアホほど時間のかかる照会が多いんですから。

そういえば、最近、民間と組んで中央省庁(国)の補助金取りに行ったんです。それがDX(デジタルトランスフォーメーション)を進めるための補助金だったんですが、提案書を「CDに焼いて提出」って書いてました。

「は?」

「CD?」

これって郵送ですか??手渡しですか???

まあ、それはちょっと置いといて、
とにかく今後はデジタル化が進み、大抵の事務作業は職員がやらなくても済んでしまう。ってことで安定目指してやってきている人は役に立つところがないと思われる。

とりあえず、公務員でやりたいことがあるという人だけ来たらいいし、人事ももっと柔軟にして、民間企業で働いていても、一時、公務員でやりたいことが見つかったら、公務員に一時的になれるようにすればいいと思いますね。

ってことで今増えつつある公務員に副業でなる制度は期待大です。


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