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高校総合学科で講義  高校1年生って結構難しい

今日は須磨友が丘高校総合学科の1年生240名を対象に講義させていただきました。奥に長ーい教室に生徒さんがずらり。すんごいプレッシャーでした。

「産業社会と人間」という科目で、学問と社会のつながりを知ることで将来への意識を高める目的らしい。

一般社団法人アスミー代表として、そして公務員、NPO、アートプロジェクト主催者などの活動からの依頼で、依頼文には「VUCAと言われる先が見えない複雑に変化する現代の社会の中で、力を発揮され、活躍されているので、その生き方・あり方をご自身の経験・体験を通したお話をしていただきたい。」と過分な申し出をいただきました。(伝えれたかどうかは不明、そして生徒さんのアンケートが怖いw)

最近はもっぱら社会課題をテーマに話すので講義内容はどうしても市役所の仕事がメインになっちゃうんだけど、複雑になってしまう社会課題の捉え方、深め方、問いのあり方、そして関わり方について話しました。

一番のハードルは「高校1年生に対して」ってところ。参考になるのが自分の高校1年の時しかないのだが、それを想定するともっと柔らかい内容になってしまうけど、今の高校生はもっと自覚や意識レベルが高いので少しハードな内容にしつつってのが非常に難しい。

そして総合学科ってのがあること自体知らなかった。だいぶ教育も変わってきてるんだなぁと感じつつ、でもやっぱりなんか生徒たちが大人しくて、ある意味賢すぎて、少し不安に思うところがあるのは僕が古い人間だからなのだろうか…

あまり講義内容は決めず、スライドは一応作ってその場で話をするスタイルなんだが、今日(アドリブで)自分の中から出てきた言葉で印象に残ったのが以下の二つ。

①みなさんが社会人になる頃には公務員や民間企業といった分野はなくなっているかもしれない。キャリアの1つとして公務の仕事をしたりビジネスをしたりと選ぶ時代になると思う。

②安定で公務員という職を選ぶ時代だが、みなさんが就職する頃には定型的な仕事はなくなり、クリエイティブな仕事だけが残っているはず。なので何も産み出せない人は公務につけないかも。

でした。まあでも実際にそう思っていて、さいきんちょこちょこ口に出しているからだな。

あと無くなると思っているのが議会かな。これだけオンラインが当たり前になってきて、今後マイナンバーがちゃんと実装されたら直接民主主義で行けるもんね。わざわざ市民代表選ぶ必要ないかも。単純な多数決ではダメなきもするからまだまだ議論は必要だけどね。

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