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町で見かける鍼治療

今日、衝撃のニュースがありました。

まさかの水管橋の崩落。やはり都市インフラの劣化が進んでいますね。こんな事故が増える可能性がありますね。

都市のインフラはかなり老朽化していて、やはりメンテナンスが欠かせない。でも作り直すほどの財政もないですから、維持管理を頑張って寿命を延ばすことが現実。

地元の駅前のロータリー式の橋梁で老朽化対策の工事をしていました。

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これ、コンクリートでできた構造物によく使う補修工事なんですが、これをみかけるといつも大量の鍼を刺している映像が浮かびます。

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3年前の鍼治療。モデルは私、不快な思いをさせることを防ぐためモザイクを適用しました。

橋も体も鍼治療でメンテナンスが欠かせません。

ちゃんと解説すると橋のほうは「ひび割れ注入工」といって、コンクリートのひび割れ部分に樹脂などを埋め込んでひび割れを埋める工法です。

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付け焼き刃な感じがしますが、コンクリートのひび割れを直すのは結構重要なのです。だってそこから雨が入ってくるとコンクリートの中に配置されてる鉄筋が濡れて錆びる。錆びると膨張するので鉄筋が太くなってその分コンクリートがさらに割れる。割れたコンクリートが落ちて事故になったり、構造物の力が弱くなって崩壊したりする。

今回の水管橋は、ちゃんと点検していたということなんだけど、一体何が原因で崩落したんだろう・・・気になるな~。

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