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世界の先進自治体の取り組みを学ぶ

引いてしまった・・・

「市役所をハックする」・・・今の日本の自治体は行政界に囲まれた小さいな行政単位でいろいろな取り組みがなされているが、「う~んそうじゃないんだよな~」って疑問に思う人たちが公務員・民間を問わず集まった。

そこから半年経ち、あたらな動きが出てきたいのが「世界の自治体をハックする(通称 #モリゼミ )」取り組み。行政界どころか国境を越えて学ぼうといううごき。

世界と聞いて最初は若干引いた・・・
歳取ったなぁと思った・・・、チャレンジ精神が薄まっていた・・・
専門の都市計画では、これまでポートランド、サンフランシスコ、シアトル、バルセロナ、ジェノバ、ウィーン、グラーツと訪問ヒアリングして、今も血肉になっている知見を得ているのになぜ引いた?

秒で反省し、この取り組みに参加!
その気持ちを忘れることなく、英会話の練習にも恥をかかなきゃだめだと決意し参加。

モリゼミのオープンレクチャーvol.1

今回研究に選んだテーマはエストニアの電子政府だが、調べると自分の中でいろんなことが繋がってくる。少し頭の中のモヤモヤの向こうが開けた感じになる。
ほかの国も気になる。今回モリゼミで研究対象になっている台湾、デンマーク、オランダの内容もきっと血肉になるものがあるだろうな。

ということで6月7日に開催されたモリゼミのオープンレクチャーvol.1「デンマークはどのように教育により市民社会・民主主義を実現したのか?」を拝聴。

内容はほかのゼミ生にまかせる!(笑)

デンマークの教育がいかにして今のような「生の教育」になったのか、歴史的なものも含んだ背景を学ぶ。

気を付けたい癖

海外の事例を学ぶときにどうしてもありがち(特に公務員にありがち)な姿勢が、「この制度を日本にそのまま導入できないか?」である。

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僕もどうしてもこのポジションに一度は身を置いて聞いてしまう癖がある。大事なのはその根幹にある考え方。掘り起こして掘り起こして、原石に近い状態になったら自分の戦うべき戦場に合わせて磨きなおす。この作業は教育の分野では相当難しいなと感じた。

どこが原石なのかはわからないが、「武士道」と「騎士道」の違いよりも、も~っと深く掘る必要があるよね~。ってちょっと絶望感。

ただ、頭が「子どもの教育」に凝り固まっていたのに気づいた。大人だって学べる。高齢者だって学べる。僕らの世代の学び直しが子の世代の学びの改革につながるのは間違いなさそう。

さて、この先も凝り固まらず
柔軟な頭と行動をとれるようにバージョンアップ図っていきますわ。

【タイトルイラストはRawpixel.com - jp.freepik.com 】



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