見出し画像

しでかした思い出 その①「もうこれ以上道路いらん!」

ちょっとこれまでの自治体職員人生振り返って、やっちまったこととか失敗したことをお披露目していきます。

まずは公務員になってすぐの頃

環境大好き人間だったので、そういうことがまちづくりで出来そうな自治体職員というツール選んで、目論見通り都市計画の部門に配属されてすぐの頃。

まだ自治体の仕事も、都市計画の仕事も全く分からないのに、ただやる気だけが溢れていた孤高の狼みたいな頃。

街の中に将来どんなふうに道路網をつくっていくかを計画する都市計画道路の決定の業務に就き、上司に放ったひとことが

「もう、この街に新しい道路って要らないです」

でした。

いやー、環境に燃える盲目の人間は怖いですね。今でこそ道路はいろんな役割(物流とか、救急とか)があるので単純に考えられないのですが、若かりし頃は車社会を助長するだけの悪い存在と決めつけていたのでこんな言葉をだしました。要するに渋滞解消したら車で動く人余計に増えるやん!って考えてました。

でも今も半分くらい、いやもっとかな、そう思っていますけどね。
でも今ならいろいろエビデンス揃えてロジカルに言えるけど配属されてすぐに放つ言葉じゃないですね。

しかも最悪だったのはその時の上司の返し。
普通なら道路の役割とかいろいろ教えてくれて諭してくれるんだろうけど、俺の扱いがめんどくさかったのかな~。

「土木職で採用された職員が、土木の仕事を減らすようなことを言うな」

って怒られました。今となってはほんの少しはこの言葉の意味も理解はできるのですが、19年経った今でもずっと心に刺さるゲロ不味い言葉でした。19年でまだ消化できないかも。

小さい事かもしれないけど心にずっと残っている失敗とかしでかしてしまった苦い経験ってありますよね。ちょっと今後そんな話も増やしていこうかなと思っています。

宣伝ですが、来週「市役所をハックする!」というオンラインサロンではそんな失敗を語り合う「失敗会議」というイベントがあります。

サロン会員限定ですが(笑)
サロン会員はいつでも募集してます。

サポートいただいた時は、NPO、アスミーの活動やアートプロジェクトのために使わせていただきます。