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タバコを捨てさせない。そうだ!フィルターにデポジットをかけよう!

ポイ捨ては失くならない

昨日、地元の駅前の道路にタバコの吸殻が散乱しているのを見つけました。
たぶん、駅前に誰かを迎えに来た人が、自分が車でタバコを吸っていて溜まった吸殻入れを、運転席のドアを開けて道路に捨てたんでしょう。

そもそも、吸殻のポイ捨てどころか、吸っている時の灰を車外に捨てることも法律ではアウトです。灰皿に入っている吸殻丸ごと捨てるなんて、その人ごと捨てた方が良いんじゃないか、と思うほどです。

ポイ捨て防止をデザインしてみる

素敵な人たちが一生懸命やっている美化活動も、いくらやってもタバコのポイ捨ては失くならない。警察や行政が罰則を決めても「見つからなければ損をしない」という感覚なので効果はあっても限定的です。

タバコを吸う人は「他の人より多くの税金を払っているのに何で追いやられるんだ」みたいなことを言ってます。嫌煙家としては、そのセリフ、理屈で理解できても心が納得できません。なので対立が起こるんですよね...

昔タバコ吸ってましたが、今は全く吸わない僕もすでに嫌煙家。コロナ前(もはや遠い昔?)職場の飲み会で、上司が端の方に席を移しながら「タバコ吸って良い?」って言ったときの若い職員の嫌そうな反応。
でも誰も文句言えないから「どうぞ...」って言わざるを得ない雰囲気...

僕はいつもこのセリフ
「吸って良いけど、吐かないでください、僕らは煙を吸いたくない」

さて、本題に戻って、どうすればタバコのポイ捨てが失くなって、愛煙家と嫌煙家がうまくやっていけるのか。
完璧な解はないけど、1つ提案が「タバコのフィルターにデポジット(預かり金)をかける」です。

美化活動していると、吸っていないタバコは落ちていません。
そりゃそうだ、吸っていないタバコは有価物ですからね。
じゃあ、吸い終わったタバコはなぜ捨てられるのかというと、無価値だからですよね。

ってことで、厚生労働省にご提案!
「たばこのフィルターに1つ100円のデポジットを!」

これが実現すればどうなるか?
①紙タバコ(電子タバコももちろん対象ですが)をコンビニなどで購入する。現在、20本入りで500円だとしたら、デポジットが100円×20本=2,000円かかるので1箱2,500円をお支払い

②吸い終わったフィルターを携帯灰皿に保管し、デポジット返還場所へ行って1本当たり100円を返金。
※返還場所はタバコを買う頻度とはまた違うのでコンビニでなく無人で出来る機器が良いな。

③ ついでに落ちているタバコのフィルターを拾って返還場所に持っていけばそれも1本100円。

このくらいフィルターに価値があれば、捨てる人は激減するし、落ちているフィルターは100円になるわけだから、美化活動ももはや宝探しよね。
たとえポイ捨てしてどこかへ流れていったりしてもデポジットを使えばそれなりの環境活動資金にもなる。

ってことを車運転しながら思い付いたので備忘録として記事にしてみました。
もうちょっとちゃんと仕組みつくって提案したいけど、大学院のレポート締め切りが迫っているから限界・・・


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