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大相撲で最も好きな力士「霧島」について突然書きたくなった。

帰宅してニュースを見ながら晩御飯ってのが定番なんだけど、大相撲の9月場所のニュースが流れる。大関の貴景勝が3連敗でやばい。

最近はあんまり興味を持って相撲を見なくなってしまったけど、昔は結構好きでテレビで相撲を見てた。ちょうど横綱千代の富士が全盛期で、めちゃくちゃカッコ良かった。

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今、写真検索して見てもカッコよすぎる!

千代の富士も大好きだったけど、私は大関まで行った「霧島」が大好きだった。

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和製ヘラクレスって呼ばれてたみたいですが、当時は知らなかったな・・・
印象的なのは「吊り技」。立ち合いでドン!ってぶつかった瞬間に前褌(まえみつ)つまりフンドシの前の部分をガシッと掴んだり、がっぷり四つに組み、そのまま相手の巨体を吊り上げて土俵の外まで持っていってしまう。

千代の富士との吊り選3番の動画、めちゃ良い。
霧島は当時280Kgもあったライバル大関の小錦も吊ろうとしたくらい吊りには自信を持っていましたね。霧島関も「200㎏くらいなら吊れる」って語ってました。でもまあ小錦はデカすぎて吊り切れなかったみたいやけど。

カッコいい霧島だけど、一番好きなのは最後まで大好きな相撲を取り続けたところです。
1991年に初土俵から96場所目、31歳9か月での幕内初優勝は当時もっともスローな優勝でした。この時の千秋楽で横綱北勝海に勝って優勝をしたときも決まりては吊り出しでしたね。

しかしそこからケガをして綱取りに失敗し、大関からも陥落。関脇になってから大関復帰を狙うも失敗し、幕内の下位に沈んでいってもずっと相撲を取り続けていました。

サッカーのキングカズと似た感じかな~。周りから何を言われようがとにかく相撲を取りたいって感じ。

ボロボロになっても、なかなか勝てなくても、頭を使い、技を磨き、必死に相撲を取っていたのがすごく印象的でした。この姿が若いころの私には強烈にカッコ良く映ってました。

うまくいかないと、さらっと諦めてしまうことが多い昨今。もう一度この姿思い浮かべて、粘り強く続けることも大事だなあと改めて思いました。

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