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日本ってほんとにお酒以外の食事に適正な金額のお金を払っていないな・・・

コロナの第5波がやってきて、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が拡大される。知り合いの飲食店からは、「またお酒が売れなくなる」という悲鳴が聞こえる。ほんとに大変で、影響を受けない公務員としては申し訳ない気持ちが沸いてくる。

一方で、疑問が1つでてくる。どうしてお酒だけが利益率が良くて、食事の方は利益率が悪いんだろう・・・これって日本人が外での食事にちゃんとした対価を払えてないからじゃないのか?って疑問です。

良く聞く指標に「ビッグマック指数」ってのがあります。世界中で売られているビッグマックの値段を基準にしてどの国の物価が安いか高いかを為替ではないものでみるのですが、日本はタイやギリシャよりも安いです。

飲食店の人たちはホントに血のにじむような経営努力で利益率を抑えて食事を提供しているんですよね。買い手がそれに甘えずもっとちゃんと金額を支払うべきなんじゃないかと感じています。そりゃ、安いほうが嬉しい気持ちは当たり前にありますが…

コロナを機に、行きつけの飲食店を助けたいと思っている人もいるはずです。「コロナ危機突破のための価格」と題して値段上げてくれたら良いのに。酒以外の飲食で利益取って店を回してほしいと思うのは僕だけでしょうか?

そういえば、神戸市の東遊園地で毎週開催されているファーマーズマーケットで話を聞いたときに、「農家さんが有機でちゃんと作った本当に良いものをスーパーの価格で売るようなことはしない。出来るだけその価値を伝えて適正な値段で買ってもらうことが大事」ってな内容のことを教えてもらいなるほど~と納得しました。

「いいものを、安く、たくさん」提供する時代は既に終わり、「いいものを、適正な価格で、必要な量だけ」購入する時代を作らないといけないのかなと思いました。




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