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アイルランド_02、ギネスにハマる_2006.09

(注)この内容は当時のものです。現在はいろいろと状況は変わってないる可能性があります。ご容赦ください。

1つ前の記事、アイルランドじゃなくてもええやん、っていう話になってしまったので、

さすがにダメだよなということで今回はギネスビールのお話。
もともとギネスビールを含めて黒ビールはあまり得意ではなかった。でも本場に行ったんだし飲まなきゃなと思い、パブで飲んでみた。

なんだこれ、美味しい。今まで飲んでたのは何だったんだ。これまで飲んでたのと全然違った。
どう違うのかと言われると非常困る。言葉にするなら「薄いけど濃い」。
なんだよ、それ、って言われそうですがそんな感じ。表現力ないな。さらっと飲めるんだけどしっかり風味と味がある感じ。

ちなみに帰国してから行きつけのバーのマスターに聞いたところ、当時はまだギネスをサーバーで出せるところは少なく、そりゃ全然違うよ、って言われた。

ハマったなこれ。
結局、ギネスストアハウスにも行ったりして製造過程とかを見学。すっかりハマってるやないか。

というわけで毎日同じパブでギネスを飲んでた。
そのパブの店員の女性はとてもパンクな感じで見た目はちょっと怖い。マーベルのハーレクインみたいな感じ?
ある日、彼女が私のギネスをカウンターに置く前に手を滑らせて盛大にグラスを落っことした。カウンターの中なのでこっちにはなにも被害がなかったのだが、
「ごめんなさい、大丈夫?かかってない?本当にごめんなさい」とか言って注ぎ直したのを持ってきて、「お詫びよ。支払いはいらないわ。」って。何も被害なかったのでいいよ、いいよ、払うよと言ったのだが「いいの、さあ、飲んで飲んで」とウインク。

好きになっちゃうじゃないか。いや、ギネスビールをね。

おわり


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