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長崎、軍艦島、廃墟は現在進行形: 2018.09

2018年9月、前々からずっと行きたかった軍艦島へ行くことにした。

博多駅からバスで長崎駅へ。そこから路面電車で乗り場近くに行く。

ちなみに乗り場からは大浦天主堂が近くなのでツアーまでの時間は見学してみた。

時間が来たので桟橋へ移動。今回お世話になったのは軍艦島コンシェルジュさん。軍艦島へは5社のツアー会社でないと上陸できないので必ずクルーズツアーをお願いすることになる。
軍艦島は天候などで上陸できないことがあるので上陸率高めと噂の (あくまでも噂です) ツアーにお願いした。一週間ほど前に予約をして、あとは天気が良くなることを願うだけ。

当日、ビビるほどの晴天。持ってるな、自分。

軍艦島までは1時間弱。港を出てからしばらくは様々な港などを見ながら解説付きのクルーズ。結構この工程も楽しかった。

しばらくすると見えてきた。逆光だとさながら軍艦のようだ。その巨大さが徐々にわかってくる。

ちなみにこちらは逆側から。

そして上陸。島内は見学路が整備されていてガイドの方の話を聞きながら歩いていく。

正直、最初は上陸できて廃墟が見られれば良いと思ってた。ただ、ガイドさんの話を聞くにつれ、当時の生活、命がけの炭鉱作業などを生々しく感じ、話を聞いているうちに胸が熱くなってきたのを覚えている。
特に「命の階段」の話はしっかりと話を聞いてほしい。

ツアーで見ることができるのは島の南側の少しの部分だけ。もっとたくさん見せてほしいと思うところだが、現在進行中で崩落しているらしく、かなり危険らしい。
とても名残惜しいが、1時間弱でツアーが終了。海上から見る軍艦島は行きに見た姿と同じなのだが、なぜか違う姿に見えてならない。

廃墟なので誰も住んでないし、誰も働いてないけど、軍艦島は現在も生きているのだ。
島自体が生きている。島を思う人の心が生きている。そんな感傷的になることができる旅でした。

ところで、桟橋にいたこのゆるキャラ、そんな感傷的な心を全て吹き飛ばすほどのインパクトがあるのだが、いいのかこれで。

おわり



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